「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


「ヴィレヴァン」の利用者は若者世代


「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


大人男性が「ヴィレッジヴァンガードが好き」と公言することは、 “カミングアウト”と認識しておいたほうが賢明です。

「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


ヴィレッジヴァンガード、略して「ヴィレヴァン」は言わずと知れた「遊べる本屋」。「リュックで入ると後悔する」という友人の感想どおり、店内には所狭しと書籍や雑貨が並べられています。
ヴィレヴァンの特徴は、「面白雑貨」と「面白ポップ」が多いこと、『黒猫のタンゴ』やジブリ音楽などのリア充なカバー版が流れていること、シュールをがんがん押してくるアニメが放映されていること。

「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


正直楽しい。
しかし店内を見渡せばやはり、そこに集結するのは、イケてるLINEスタンプを送らないとハブかれフラれる若者世代。染めてもらった髪色が気に入らなくて美容室はしごしちゃう若者世代。と聞くとリッチそうだけれど、それで散財したから牛丼1杯で3食済まさなければならなくなる若者世代……イコール「ヴィレヴァン世代」だと思うんです。なので大人男性に「ヴィレヴァンが好き」と言われたら、「子供っぽい」という印象を抱きます


とはいえ、居心地の悪さを感じながら私もフラッと立ち寄っています(そしてどこから入ったかわからなくなる)。大人男性でもヴィレヴァン好きという方はたくさん存在するはず。そんな「ヴィレヴァン好き大人男性」に対し、世の女性達はどのような印象を抱いているのか、意見をのぞいてみましょう。

「ムダ遣い多そう」「個性強すぎ」……納得の意見!



「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


・ムダ遣い多そう(28歳/事務)

・ヴィレヴァンが大好き!みたいな男性は、ちょっと個性が強すぎてだめかも(36歳/非常勤講師)

「ヴィレヴァンが大好き」ということは、ある意味「派手好き」。大人男性には落ち着きも必須。「ヴィレヴァン大好き」な男性は、その好き具合をほどほどに抑えておいたほうがよいでしょう。

意外と肯定派意見多し!


「大好き」は控えめに! けれどヴィレヴァン好き大人男性の皆さま、変わらずにいてください。というのもフタを開けてびっくり(失礼)、肯定派意見がけっこうあがったのです。


「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


・自分もヴィレヴァンが好きなので、面白いよね~と言って一緒に見られたら楽しいなと思う(36歳/非常勤講師)

・お店のスタンスを考えても、年齢性別問わないお店だと思う(33歳/会社員)

・面白い場所だから、好きなの共感できる(58歳/パート勤務)

私と同じく「子供っぽい」という意見が集まると思っていたら、世の女性は意外にもヴィレヴァン好き大人男性に対し、肯定的な意見を抱いていることが判明!

・おもしろくていいと思う。いくつになっても子供心を忘れない男子は素敵だと思う(28歳/事務)

子供心を「バランスよく」忍ばせて!



「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


子供心か……たしかに「大人だなぁ」と思っている人のネクタイをよく見たときに焼き芋の柄だったら、そのギャップに更に魅力を感じずにはいられない!
子供心はスマート男子にも欠かせない要素のひとつです。筆者のアルバイト時代、歓迎会の席でみんなに政治に関する意見を求めてきた先輩には驚きましたし、翌日、陰口をたたかれていました……。
子供心もバランスよく忍ばせておけば、向かうところ敵なしのスマート男子です。
そう、「バランスよく」。大事なのは「大人の中に子供心あり」ということ。「やるときはやる」が大前提で!


「けじめの有無」がものをいう


・海外グッズ好きの収集癖ありそうなオシャレ系の男子と、芸人ノリでネタとか仕込みに行ったり暇潰しに行ったりする男子とに分かれそう(28歳/事務)

たしかに一口に「ヴィレヴァン好き大人男性」といっても、こういったふたつのタイプに分類されそうですね。
私が思ってきた「子供っぽいヴィレヴァン好き」は、この意見の後者にあたりそう。

「ヴィレッジヴァンガード」好きな男に子どもっぽさを感じる理由


そんな残念ヴィレヴァン好き男性も、「子供心があるヴィレヴァン好き」と思ってもらえたら大逆転! 立派な魅力に変わります。そのためには、前述のとおり「やるときはやる」けじめをつけることを大前提に生きていくこと。
自分のことを棚に上げて今回「子供っぽい」と話しましたが、私もショッキングピングの熊やミントグリーンの猫が所狭しと並べられる雑貨屋『SWIMMER』で、お小遣いを握りしめた見ず知らずの女子中学生達と、押し合いへし合い買い物を楽しんでいます。ヴィレヴァンに限らず、ひもQ好きでもたまごボーロ好きでも、大人としてやるときゃやれば魅力に変わるのでしょう。
ちなみにやるときゃやっても好きになれないのは、「ドン・キホーテ好き男性」です。


(武井怜)