クセが強い婚活男たちの最凶列伝 性癖語りや催眠術をかけてくる変態も

婚活中の女性に話を聞くと、誰もが1つは持っているのが、クセの強い婚活男子との遭遇エピソードです。顔や性格がただ悪かったなら思い出にも残らないものの、なかには思わず根掘り葉掘り聞きたくなってしまう、個性強すぎな男性も存在します。

今回はそんな強烈エピソードの中から、3人の特筆すべき婚活男のエピソードをご紹介します。


最初の自己紹介からSM好きを公言する医師!


医者といえば、婚活の場でも人気の高いエリート人種です。しかし、なぜか婚活で出会う医師の人たちは、往々にしてちょっと変な性癖や趣味嗜好を持っている人も多いもの。合コンで知り合ったA医師も、例に漏れずクセ強めの婚活男子でした。

整形外科に勤める20代の彼は、合コン開始早々、自己紹介とともに突然自分の性癖を語り出したのです。

「俺、SMが好きなんだよね」

SMは知っていますが、いきなり何を言い出すのでしょう。女子全員がポカンとしているなか、彼は参加女性の中でも1番ウブそうな子をロックオン。


「SMって知ってる? やったことある?」と、露骨にエロい質問をぶっ放し、全員があたふた。
「なんでそういう話をいきなりするの?」と制止しても、A医師は「SMは精神的なつながりがあるから面白い」とか「道具を使いこなす奥深さがある」とか、精神論をぶっ放し続けます。

狙われた女子も最初は面白がってA医師に興味を示すものの、延々SMの話をされてうんざり。女性全員がゲンナリしたところで、A医師も脈がないと思ったのか、会は2時間きっかりでお開きとなったのでした。

合コンの場でお持ち帰りやセフレを探したい気持ちはわかりますが、さすがに順序を踏まえないと、釣れるものも釣れないというもの。解散後、女性全員「あれは一体何だったのか……」と、あっけに取られたのでした。



突然催眠術をかけてくる変態会計士


水商売をしていると、手相が分かるとかマッサージが上手いとか言って、女性にベタベタ触れようとする男性は多いものです。でもまさか婚活の現場において、明らかに下心全開で来る男性がいたのは驚きでした。

その男は、社会的にも金銭的にも力のある会計士でした。ある婚活ワインパーティーでの出来事です。彼は女性と2ショットになるやいなや、「僕は催眠術ができるんだ」と話し始めます。
なんでも知り合いに催眠術師(という職業があるんですね)がいるらしく、最近催眠術のかけ方を教えてもらい、実践中なのだとか。
その話を聞いた女性も「んなアホな!」と思ったそうですが、やっぱり催眠術って興味が湧くもので、結局話女性は催眠術をその場でかけてもらうことにしたのです。

しかし、いざ催眠術が始まると、彼は腰に手を回し、もう片方の手で女性の手を握りカラダを完全密着! ゆっくり密着した状態でカラダを揺らしながら耳元でつぶやき始めました。

「だんだんカラダがリラ~ックスしてくる……心もカラダも開放されていく……」

この時の女性の感想は「口臭い」だったそうです。
とにかく抱き合うように揺らされる感覚と口臭に、女性はまったくリラックスできず、もちろん催眠術が進んでも、一切掛かる気配がなかったそうです。

「ごめんなさい、よく分からないです」
女性がタイミングをみて催眠術を中断させると、男性は不満そうに「おっかしいなー」とか「きっと緊張が解けてないだ」などなど、不満をブツブツ。結局彼との会話はそこで終わったそうです。
本当にかかっていたら、どうするつもりだったのか。

ちなみに女性は、その日の夜にちょっとエッチな夢を見たそうで、催眠術の効果が時間差で出たのかも……と感じたそうです。真相やいかに!


離婚後に速攻婚活を始める男! 元妻のDVを告白


最後は相席屋で出会った誠実そうな公務員男性の強烈エピソードです。普通に自己紹介を終え、和やかな会話が始まったと同時に、彼は「実は僕、バツイチなんですよ」と告白してきます。
今時珍しくもないので、女性側もいつ頃別れたのか聞くと、なんと驚きの「1カ月前」とのこと。

さすがに離婚から切り替えが早いなあと思っていたら、彼は当時の奥様にDVをされていたことを告白してきます。
「怒ると物に当たったり殴りかかったりしてくるんです。
でもその怒る理由がよく分からなくて、僕もされるがままだったんです」
誠実……というより気弱な彼は、とにかく妻にされるがまま。
最も強烈な行為をうかがうと、「ある日帰ってくると、家中の家具や家電が散乱していた」「妻とケンカになった際、包丁を持ち出されて脅された」「大喧嘩の末、バリカンで頭を刈られた」など、予想の上の上をいくエピソードが出てきます。

話を聞いた女性もドン引きし「それは警察に行った方がよかったのでは?」と心配しますが「今は別れられたからよかった」と、彼は笑顔で心配をスルー。
そのひょうひょうとした表情を前に、女性はもしかしたら、スルー力が怒りを増長させるのかもしれない。と、自分が暴力をふるったわけでもないのに、胃のあたりがジュンとする感覚を覚えたのでした。

婚活男の強烈エピソード。
あなたの周りには、こんなクセ強めの男性はいませんか? 参考にもならない個性の強い3つのエピソードですが、彼らが今幸せであることを、祈るばかりです。
(おおしまりえ)