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10kgのダイエットに成功して「人は見た目で評価される」を身をもって体験した件

『人は見た目が9割』『人は見た目が100%』といった作品が多くあるように、“見た目”は人とのコミュニケーションにおいて重要な要素である。

ビジネスにおいてはもちろん、その要素が強く影響するのは男女関係だ。

私、マドカ・ジャスミンは、2017年10月末から2018年2月の間で10kgの減量に成功した。
ダイエット前は153cm、51kgという標準体重ではあったけれど、今思えば、ただのデブ。とんでもなく豚。
10kgのダイエットに成功して「人は見た目で評価される」を身をもって体験した件
ダイエット前
10kgのダイエットに成功して「人は見た目で評価される」を身をもって体験した件
ダイエット後

ただ、体重の分、胸もそれなりにあったし、飲み会などのいわゆる出会いの場にはよく顔を出していたので、男性との交流もなかったわけではない。特におじさんからのウケはよく、「この体型でもニーズはある」なんて思っていたりもした。

ダイエットを始めた直後も、おじさんたちからは「今のままで痩せる必要ないのに」なんて嘆かれたりもしたけど、自身初の書籍に掲載する企画での減量だったこともあり、そういった声もすべてノイズに変換し、とにかく減量に励んだ。

私は今まで“モテる”人種ではなかったし、なろうともしなかった。出会いの多さは同年代よりあると自負しても、その場でチヤホヤされることは稀中の稀。先にも書いたような一部のおじさんウケを除けば、「飲める」「面白い」「フットワークが軽い」など、“友達としては最高”枠から抜けることはないし、自分でもその枠に甘んじていた。


減量した途端に元彼から連絡がくる


減量の話に戻ろう。体重は年末が近づくと同時にどんどん落ち、見た目もどんどん変わっていった。恥ずかしながら、座った時に段差ができていたウエストもすっきりし、パツパツではち切れそうになっていた服もすんなり着られるようになった。余計な肉が落ちた輪郭もシャープになり、Twitterに載せる写真へのコメントも好意的なものばかり。

そして一番の変化は、今までまったく連絡のなかった男性からの連絡が増えたことと、飲み会などでガチで口説かれるようになったこと。

「痩せた途端、自分を振った人から告白された」なんてダイエット都市伝説をよく聞くが、あながち間違いではないのかもしれない。なぜなら連絡してきた男性のなかには、気になっていたけどうまくいかなかった人や元彼まで含まれていたからだ。

年末年始というタイミングもあってか、「飲み行こうよ」「今何してるの?」「超痩せたよね」などの「コピペかよ!」とツッコみたくなるメッセージがほぼ毎日LINEに通知され、飲み会に行けば、「今度二人で会わない?」なんて言われる。

“モテる”枠にいたことがなかった人間が、ダイエットというチートアイテムでその枠に投げ込まれると、それはもう楽しくて仕方ない。「これがモテるか…」なんてニヤニヤしたり、パートナーにわざとらしく「連絡来るのウザい」と愚痴ったり、“モテる”体験を満喫していた。
10kgのダイエットに成功して「人は見た目で評価される」を身をもって体験した件


“モテる”枠が恐怖に変わる


けど、そんなおままごとも長くは続かなかった。
ふと、疑問を抱いたからだ。

「じゃあ、今までの友人関係って何だったんだろう」

今のパートナーに出会う前、私は彼氏を求める長い航海に身を投じていた。
「気が合う」「信頼し合える」「好意を抱き合う」といった、普通なら十分恋人になり得る条件を満たした人がいなかったわけじゃない。それでも、うまくいくことはなく、その度に自分の内面を責める日々。「甘え下手だから」「相手を立てられないから」「自我を出しすぎるから」……こうしたマイナス思考に陥っていた。

そう、その葛藤なんてこれっぽっちも意味がなかったわけだ。
「見た目が良ければ、男性は食いつく」。笑ってしまうがこれが真理だ。

であるならば、今まで私がいた“友達としては最高”枠とは何だったのだろうか。単に「女としては魅力が無い」「飲んでて楽しい」「いやすい」だけの理由で、本当に私の内面を評価してくれていた人なんていなかったのではないか。

“モテる”枠が恐怖に変わるのに時間はかからなかった。

男性不信とまではいかないものの、今までの人間関係内の“自分”が分からなくなってしまった。容姿が評価されていなかった悲しみじゃなくて、本当の私を見出して付き合ってくれた人などいなかったのかもしれない……。そんな悲しみがどんどん強さを増していった。


人は見た目で評価される けれど…


悲しみに暮れていた時、また男性からの通知が来た。「もうやめてくれ」。そんな思いでLINEを開けば、またもや「痩せたね!」の文字。落ち込みながら、「ありがとう」と返信をすると、予想しなかった言葉が並んだ。

「俺も今ダイエットしてるから、めちゃくちゃ励みになったわ!」
「お互い頑張ろう!」

あっけに取られた。“頑張ろう!”の文字がスーッと心に入ってくるのが分かった。その後も、私が恐れていた言葉が返ってくることはなく、終始ダイエット談議でやり取りを終えた。

私の求めていたものはこれだったのかもしれない。変貌した見た目を褒められ、チヤホヤされることじゃなくて、それまでの過程や姿勢を認めてくれるのを待っていたのだ。

現象には必ず陰と陽が存在する。けれど、人は陽の当たる方ばかりを追い求める。未完成品ではなく、完成品を求める。その完成品がどれほどの過程を経て、作られたか知ろうともせず。

恋愛では、特筆すべき何かを持っている人が支持されがちだけど、支持される人たちは結果のみを評価する人に果たして惹かれるだろうか。別にそれ自体が悪いことだとは言わない。結果が評価されることは、努力を評価されることだから。
ただ本当に“恋愛”をしたいならば、努力のバックグラウンドを知らなければならない。男性なら「キレイな人や可愛い人と付き合いたい」、女性なら「ハイスぺと一緒になりたい」と口に出すことが多いが、表面上の価値を理由に寄り添いたいなんて思うのはナンセンスだ。

人は見た目で評価される。けれど、何よりも、見た目を大切にする人たちの姿勢こそが評価されるべき素晴らしいものなのだ。
(マドカ・ジャスミン)


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