社会学者・古市憲寿が現金支払いを痛烈批判「コンビニで現金を使う人は頭が悪い」
古市憲寿さんTwitterより。

社会学者の古市憲寿さんが、コンビニでの現金支払いを痛烈に批判した。古市さんのこの意見はネット上で、「これは納得」「こういうこと言う人の方が頭悪い」と話題になっている。

コンビニで現金を使う人は頭が悪い?


10月1日に放送された情報バラエティ『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、「お会計が680円の時に1,180円を出したら、連れの女性に『そういう出し方する男気持ち悪い』と言われた」というエピソードを紹介。このエピソードにはスタジオでも賛否の声が。そんな中、古市さんは「電子マネーで払えばいいじゃないですか」と発言した。

古市さんはコメンテーターの松本人志さんに「また意味が変わってくる」と突っ込まれつつも、「現金って気持ち悪い」「コンビニで今どき現金使うのって頭悪い人じゃないですか」とばっさり。

古市さんの「頭悪い」という過激な意見には、スタジオからも「え~~」という声が続出。しかし、実際に出演者に「電子マネーを使っているか?」という質問を投げかけると、多くの人が携帯電話で使える電子マネーを使用していると答えていた。

この古市さんの意見はネット上でも物議を醸し、「なんで今の時代に現金なんて使ってるの? って思う」「現金にメリットが見出せない」「汚いしお会計に時間かかるしいいとこなしじゃん」という同意の声から、「個人の自由だろ」「なんで現金使ってるだけで頭悪いって言われなきゃいけないわけ」といった批判まで、様々な声が上がっている。

“電子マネー派”が続々登場中!


この「現金支払い」に関しては、これまでもたびたび議論がなされている。今年4月にはLINEの上級執行役員・田端信太郎さんが自身のTwitterで、中国で進む“キャッシュレス”についての記事を取り上げて、「現金なんか汚くて不便なもの、汲み取り式便所なみの野蛮さと中国人は日本を密かに見下してそう」と発言。



さらに今年8月には、マイナビニュースがクレジットカードを所有しているマイナビニュース会員885名を対象としたコンビニでの支払いに関するアンケートの結果を発表。コンビニでの支払方法として、現金が37.9%、電子マネーが29.8%、クレジット・デビットカードが29.4%という結果に。実質、6割が現金以外の方法で支払っていることが判明した。

古市さんや田端さん以外にも、“ホリエモン”こと堀江貴文さんや、プロブロガーのイケダハヤトさんなどが批判する「コンビニでの現金支払い」。日本から現金がなくなる日も、そう遠くないのかもしれない。