横浜F・マリノスは11日、臨時株主総会および取締役会によって決定した役員人事について発表した。

 クラブは同日、臨時株主総会および取締役会を開催。
そこで、長谷川亨代表取締役社長が15日付で退任することが決定した。これに代わって、日産自動車株式会社の古川宏一郎氏が、新たに代表取締役社長に就任すると決まった。

 インドネシアやタイなどで社長を歴任した経験を持つ長谷川氏は、嘉悦朗氏の退任に伴い、2016年1月1日に横浜マリノス株式会社の代表取締役社長に就任。「改革・改善を加速させ、総力を上げてチームワークで果敢に勝利を狙いつつ、経営的にも安定させるべく 最善を尽くしていきたいと思います」と意気込んでいたが、1年で同職を退くこととなった。

 横浜FMは今冬の移籍市場で、元日本代表MF中村俊輔、GK榎本哲也、MF兵藤慎剛、ブラジル人DFファビオら主力選手が退団。一方でMF扇原貴宏、ポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラを獲得するなど、選手の入れ替えを積極的に進めた。