
2011年08月03日 掲載
Excite:LAMAの結成は(フルカワ)ミキちゃんがきっかけだったとか。
フルカワ:といっても、うっすらとしたきっかけなんですけどね(笑)。最初は私がギタリストを探していたんですよ。それ以前の自分のソロでは、そこまで話さなくても好きな音を鳴らしてくれるギタリストはナカコーくらいしか知らなかったので、他のギタリストが周りにいたらいいなって思ったんです。基本的にフィードバックがカッコイイ人っていうのが私のなかでの必須条件だったりするんですけど、そこでふと長らく気になっていた(田渕)ひさ子ちゃんのことが思い浮かんで、「彼女と組むことが出来たら、私のソロじゃなく、別プロジェクトを立ち上げるのが面白いかもしれないな」って。だから、ソロとは別の頭で考えつつ、「何か出来ないかな?」って、声を掛けさせてもらったんです。
Excite:ミキちゃんと田渕さんは以前から知り合いだったんですか?
フルカワ:実は今まで現場で会う機会がなかったんですよ。だから、ひさ子ちゃんと会うにしても、ある程度、何か提案出来るものがなきゃいけないなって思ったんで、ソロとは別ものっていうことだけは漠然と決めて、直接会いに行ったんです。
田渕:確か、ナンバーガール時代に1回対バンしたことがあるとか、フェスで見かけたことがあるとか、そういう感じだったし、「可愛いな」と思いつつ、面と向かって、「こんにちは!」って挨拶したこともなかったので、さすがにドキドキしましたね。
フルカワ:ひさ子ちゃんはフィードバックも出で立ちもカッコイイし、「他に誰が?」と思っても他に浮かんでこなかったし。探していたギタリストは男性でも女性でも良かったんですけど、ひさ子ちゃんのことが思い浮かんだ時点で「女の人だったら、なおさらいいかも!」って思ったんです。というのも、私はずっと男の人のなかで音楽をやってきたから、女性プレイヤーと組むことで今までやってきたこととニュアンスが変わるかなって。
Excite:さらにそこにナカコーくんと牛尾くんがメンバーに加わるわけですが。
フルカワ:ひさ子ちゃんと話をするなかで、「じゃあ、ナカコーも」っていう話になったんだっけ?
ナカコー:というか、二人が何かやるって話はなんとなく聞いてたから、「へぇー、そうなんだー。何か手伝えることがあったら手伝うよ」って思ってたところにいきなり声がかかって、「あ、俺もなんだ?」って(笑)。そんな感じで、気付いたら、プロジェクトに入ってた感じ。で、まぁ、3人で「リズムをどうしよう?」って話をしつつ、そこはあまり深く考えず、「次に誰か決まったら、その人がリズムをやるんじゃない?」って感じで、それはドラマーでもよかったし、今いる牛尾くんのような存在でも、パーカッションでもよかったし。ダンス・ミュージックもやろうと思えばやれるし、だからといって、ダンス・ミュージックをやりたいというわけでもないし、今となっては、その辺は曲によって分けようと思っているんですけど、当初はそれくらいリズムに対して明確ではなかったですね。そんななか、「牛尾くんがいいんじゃない?」ってアイディアがどこからともなくやってきて(笑)。
牛尾:で、ナカコーさんからtwitterのDMが来て、「ミキちゃんバンドに牛尾くん入るって知ってる?」って(笑)
ナカコー:いやいや、だから、3人の間で「牛尾を入れるかもね…」って言ってたからさ。
牛尾:その話は人づてになんとなく聞いてて(笑)、「あ、やるんだ?」って思ってたところにDMが来たから、「う、うっす!」って微妙な返事をしたんですよ。
フルカワ:3人で話していたのは、「必ずしも生ドラムじゃなくていいし、フレキシブルなリズムに対応出来る人の方がいいよね」ってこと。生ドラムだとリズムの音色はある程度決まっちゃうから、自由度を考えて、牛尾くんのような人がいいんじゃないかなって。
牛尾:でも、こっちは「何で俺なんだろう」って思いましたよ。でも、先輩方なんで、「ちーす!」って感じで(笑)。
フルカワ:ちょっと来いやぁって(笑)。
牛尾:いまだにスタジオ作業中、僕だけ座らせてもらえないっていうのは冗談ですけど(笑)、光栄だなって思いましたね。僕、自分の作品ではインストを作っているので、いいボーカリストが揃っていて、いいキャラクターのギターがいるバンドだから、僕自身、3人とはチューニングが合ってる状態ではなかったんですけど、音楽的に云々っていうことより、よく分からないから面白そうっていう感じで参加することにしました。
ナカコー:そうそう。面白そうっていう精神が全体的なムードとしてあるかな。俺はミキちゃんと田渕さんが一緒にやるって聞いた時点で「面白そう」って思ったし、ミキちゃんと田渕さんもお互い一緒にやることに対して、「面白そう」って思ったんだろうし。