全英オープン 事前情報◇13日◇ロイヤル・バークデールGC(イングランド)◇7223ヤード・パー70>

まもなく「全英オープン」が開幕する。前回、会場のロイヤル・バークデールGCで行われた2017年大会を制したのはジョーダン・スピース(米国)。
最終日の終盤、14番から17番の4ホールで5つ伸ばすドラマチックな追い上げをみせた当時23歳のスピースの勝利は、今も語り継がれている。
中でも最も「偉大なショット」と言われているのは、実はその4ホールではない。13番パー4(499ヤード)、スピースの打ったドライバーショットは右に大きく曲がり、ホールを外れ丘陵地の深いラフにつかまった。頭を抱えたスピースだったが対処は冷静だった。『アンプレアブル』を宣言し、後方に下がる際に、「練習場はOBか?」と競技委員に確認し、OBでないと知るとホールの右手に広がる練習場の芝の上にドロップした。3番アイアンで打った第3打をグリーン手前に運ぶと大歓声が沸き起こる。最後は2メートルを沈めてボギーに収めた。ちなみに、このドロップ場所を決めるまでに要した時間は「22分20秒」と記録されている。
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