<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 事前情報◇21日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>

2週前に行われたメジャー「アムンディ・エビアン選手権」で、姉妹はそれぞれの悔しさを抱えながらフランスを後にした。姉・明愛は、最後の最後まで優勝を争いながらの惜敗に悔し涙。
妹・千怜は予選落ちを喫した。
しかし、オープンウィークを挟み、スコットランドで見る2人の表情はいつものように明るい。先週、英国で過ごした時間も、それに関係してそうだ。そこでは、ロンドンにあるロイヤルミッドサリーGCでのラウンドも満喫したが、「少ないオフなのでゴルフを忘れて、遊びに集中した方が大きかった」と千怜は明かす。

目玉は、14日にミルトンキーンズにあるホンダレーシングUKと、シルバーストンにあるF1チームのアストンマーチン本拠地を訪れたこと。そこで話を聞いたり、工場を見て回るなど“社会科見学”を楽しんだ。

2人が所属するホンダが、今年からアストンマーチンにエンジンを供給していることが縁。「映画よりもすごいテクノロジー」(千怜)と表現するような、F1カー作りの現場に立ち会うことができたのは感動ものだった。

今年5月の「メキシコ・リビエラマヤオープン」の前にはマヤ遺跡を観光するなど、岩井姉妹からは、時間が許す範囲で転戦先近くのレクリエーションを楽しむ話をよく聞くことができる。その重要度について、明愛は「リフレッシュになってますね。楽しい気持ちになることで、次の大会にグッといけるような気がしてます」と明かす。

マヤ遺跡で会った「熱血なガイドさん」は印象に残っている。
ロンドンでのラウンドも、毎年コースで会えるヘッドプロとの再会を、むしろ楽しみにしていた。こういった“メリハリ”が、2人のツアー生活を支える大事な要素にもなっている。

ここまでのことに関しては意見が同じ姉妹だが、同じリンクスコースで来週開催されるメジャー「AIG女子オープン」(ロイヤルリザム&セントアンズGC/イングランド)をふまえて、今週をどう戦うのかという質問に対しては、“逆の考え方”になるのも面白い。
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