広島・斉藤優汰(C)産経新聞社

22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島』で解説を務めた野村弘樹氏が、プロ初勝利を挙げた広島・斉藤優汰について言及した。

斉藤は初回泉口友汰の犠飛で失点するも、2回以降は粘りのピッチング。

2-1の3回二死一、二塁で泉口に対し、初球のフォークでファウル、2球目のストレートもファウルで2ストライクと追い込むと、最後は3球目のインコース152キロのストレートで見逃し三振。

野村氏は「インコース(のファウルが)あれだけいいあたりしたでしょう。次は外か変化球だろうなと思ったところでズドーンともう1球インコースいきましたから。今、持丸のリードはうまかったですね」とスタメンマスクを被った持丸泰輝を評価した。

斉藤は2回、3回はスコアボードに0を入れる。尻上がりに調子を上げていく斉藤について、野村氏は「立ち上がりよりも2回、3回と落ち着いてきて、ストライクも先行し始めましたよね。見ていて感じるのは、自分の間合いを持っているピッチャーだなと」と分析。

2-1の5回は一死走者なしから浦田俊輔に四球と盗塁で得点圏に走者を進め、佐々木俊輔にも四球で一死一、二塁のピンチを招く。それでも、泉口を1ボール2ストライクから投じた4球目のストレートで左飛。野村氏は「このバッテリー、特に左バッターのインコースに対しての使い方とそこに投げ切っている斉藤ですよね。今のも素晴らしかったですよ。若干中に入ったとはいえ、フォークボールが効いているんでしょうね」と振り返った。

二死一、二塁からダルベックをフォークで3球三振。勝利投手の権利を得て、マウンドを降りた。野村氏は「四球2つというところの反省はありましたが、ゼロで切り抜けた。よく踏ん張りましたね」とゼロで抑えた斉藤を労った。

野村氏は試合後、プロ初勝利を挙げた斉藤について「風格がありますね。ボールを受け取ってから、自分の間で投げられる。そして自分のリズムで足を上げて投げられる。ものすごい武器だと思います。駆け引きだったりはこれから勉強していくことですけど、牽制だったり、ここでどう投げなきゃいけないか、初回の外野フライも簡単に打たれた。ああいうところも低めに意識していくのか、細かいところも覚えていくと毎年二桁勝てるピッチャーになっていくと思いますね。持ってるものは素晴らしいですよ」と評価した。

編集部おすすめ