●なぜ今、リアル体験が重要なのか
マクアケはこれまで、数多くの新しい機器やサービスのデビューを支援してきた。一方、一般販売前の商品が中心であることから、実際に体験できる機会は限られていたという。さらに深い納得感や共感を伴った購買体験の実現を目指し、リアルイベントを開催することになった。
松岡宏治・常務執行役員/Makuake事業責任者は、「家電・ガジェットのジャンルは、2025年実績で、累計サポーター数が43万人、応援購入金額が前年比1.5倍と大きく成長しており、ユーザーからの期待も高い分野となっている」という。
会場では、6月22日正午時点でMakuake史上最高額となる6億3600万円超の応援購入を記録したスマートAIグラス「Rokid」の体験が可能。オフライン翻訳やリアルタイム字幕表示、音声ガイド機能などを搭載し、次世代デバイスとして大きな話題を呼んでいる。
このほか、家庭用4Kプロジェクター「Elfin Flip 4K」、ぬいぐるみ型AIペット「Fuzozo」、新感覚電子楽器「ストラモ」、AIイヤホン「GLIDiC AI+u Buds」、ChatGPT連携AIボイスレコーダー「PLAUD」など、最新テクノロジーを活用した機器が展示されている。
マクアケとSB C&Sは2025年4月、Makuakeプロジェクト終了後の商品について販路開拓や価格設計を支援する提携を開始した。SB C&Sは、ソフトバンクショップや家電量販店、ECサイトなど、幅広い販売ネットワークを持ち、これまで多くのIT機器や家電、ガジェットの流通を支援してきた。
SB C&Sの新堀智洋・コンシューマ事業本部商品第二本部長は、「マーケットの基本は、生まれる環境があって、育てる環境があって、成長する環境があること。Makuakeで“バズ”ったとしても、日本独特の商慣習などで後が続かない可能性がある。『成長』の過程において、当社がサポートする」としている。
今回のイベントは、両社の連携を象徴する取り組みの一つ。プロジェクト段階の商品だけでなく、Makuakeをきっかけに市場へ広がった商品も展示することで、「体験」から「購入」までをシームレスにつなぐ新しいショッピング体験を提案している。
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