女性天皇賛成85%の中で進む「皇室典範改正」に天皇陛下がご懸...の画像はこちら >>



 天皇陛下が、6月13日のベルギー公式訪問に先立ち、11日に行った会見でのお言葉に注目が集まっている。陛下は、記者から皇族数確保について質問されると、次のようにお答えになった。



「制度にかかわる事項については私から言及することは控えたいと思いますが、皇室のあり方や活動の基本は国民の幸福を常に願い、国民と苦楽をともにすることだと考えており、皇族数の確保のあり方についての議論においても、国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでいます」



 このご発言は、今国会で衆参正副議長が取りまとめた皇室典範の改正に関する手続きを、念頭に置いたものだと推測されている。



 今回の改正案には『立法府の総意』として、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持できるようにする案と、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案が盛り込まれている。



 一方で、女性皇族が天皇に即位することは認められていない。



 つまり、愛子様は結婚後も女性皇族として皇室には残れるが、天皇に即位することはできないままである。



 皇室典範の改正は、自民党の麻生太郎副総裁が関与しており、11日に志光会(麻生派)の例会で「長い年月がかかったが、ようやくここまでたどり着いた」と述べ、「何としても今国会において皇室典範の改正を成し遂げたいと考えている。引き続き協力を切にお願い申し上げる」と語った。



 今上陛下のお言葉を受けて、SNSでは次のようなコメントが殺到。



《そりゃキレるよね奥さんは男を産めないってだけで酷い扱いされ、しっかり育ってくれた、どこに出しても恥じることなんてない娘は一生独身でいろとかわけ分かんないこと言われたらそりゃキレる私もキレる》



《マジ、めっちゃお怒りだと思う‥麻生は黙れ!!高市氏も早く議員辞職して!!》



 本田由紀東京大学名誉教授もXに次のように投稿。



《そもそもこの人は利害関係者なので一切の口出し・介入をしてはならないはず。その程度のこともわかっていないのか》



 と麻生副総裁を批判した。



 本田教授の言うように、麻生副総裁は皇室と姻戚関係にあり、利害関係者である。公平中立の立場ではないので、本来ならば皇室典範改正の議論からは席を外すべきだが、なぜか中心に立って進めている。



 そして今回取りまとめをした森英介議長は、志光会事務総長を務めていた麻生副総裁子飼いの議員である。しかも上皇后美智子様の妹の夫と母方の従兄弟という関係にあり、今上陛下の親族にあたる立場だ。



 元週刊文春編集長の木俣正剛氏によると、森議長は愛子天皇の支持率が「50%以下というデータもある」という発言をしていたそうだ。



 報道ステーションの調査によると、「女性天皇」賛成は85%と圧倒的に支持を集めており、毎日新聞も「愛子様の人気は高い」と報じている。



 しかし官邸は冷ややかだ。12日の定例会見で木原官房長官は、「コメントは差し控える」と言いつつ、「今は法案骨子の作成に注力したい」と述べ、皇室典範改正案の策定作業を急ぐ考えを重ねて示した。



 世論を無視した与党の動きは異様に見える。



文:BEST T!MES編集部

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