UFO目撃時、本物かどうか確かめる方法は?調査員がおすすめの...の画像はこちら >>



 長年にわたり約1,000件の未確認航空現象(UAP)の目撃情報を調査してきたミック・ウェスト氏が、空で不審な物体を目撃した際に取るべき手順と、その信憑性を判断するのに役立つアプリを解説した。



 目撃情報が本物かどうかを検証する上で最も重要な要素は、ダウンロードされたコピーではなく、オリジナルの動画データを入手することであり、音声も含まれていればさらに分析が容易になる。

ウェスト氏は映像を分析するために使用できるプログラムとして、動画や音声、写真ファイルの技術情報を表示・比較できる「Invisor」や、自身が開発した「Sitrec」を推奨。後者には視線マッピング、飛行データの統合、センサーの再現機能が搭載されている。また、航空機の動きを追跡し、目撃当時に空中に何が存在したかを特定できる無料アプリ「FlightRadar24」に加え、地球上のあらゆる場所・日時の夜空を再現して星や惑星、人工衛星の位置を確認できる「Stellarium」も紹介した。



 超常現象や疑似科学を科学的・客観的に検証する米科学雑誌「Skeptical Inquirer」の中で、ウェスト氏は、米国シンシナティで「建物の上空に浮かんでいる」3つの光として報告されたUAPの目撃情報を例に挙げ、飛行追跡データをどのように活用したかをこう説明している。



 「UAPの目撃情報の最も一般的な原因の一つは航空機だ。過去数十年間、UFO 研究者はどのような飛行機が飛んでいたのかを特定するために、地元の空港や、場合によっては旅行代理店にまで電話をかけなければならなかった。今では飛行機のスケジュールをオンラインで確認できるだけでなく、特定の空域における飛行状況を再生して、どのような飛行機が見えた可能性があるかを検証することも可能になった。最近の例では、10月12日午前0時14分(UTC)にシンシナティ近郊の目撃者が、建物の上空で3つの光が三角形をなしてホバリングしているような映像を報告した。私は、これがカメラに向かって飛来する3機の飛行機のではないかと推測した。そこで前述の手順を試したところ、案の定、カメラの位置に向かって一直線に飛来する3機の飛行機が並んでいた」



 ウェスト氏はまた、夜空で起こる奇妙な現象のいくつかは、星や惑星、人工衛星によって説明できる場合もあると続けた。



 「星や惑星、人工衛星といった天体は、『Stellarium』のようなサイトやアプリで確認できる。これにより、地球上のどの位置からでも、指定した日時の夜空がどのように見えるかを再現できる。

UAP の目撃例の多くは、惑星やシリウスなどの明るい星、あるいは人工衛星によるものだ。『Stellarium』は操作にやや慣れが必要だが、強力で正確なツールである」



文:BEST T!MES編集部

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