フジテレビの動画配信サービスFODのドラマ「ペンション・恋は桃色 season4」の完成披露試写会が、24日に開催された。ドラマに出演する、リリー・フランキー、斎藤工、柏木悠、高木完が登壇した。



 「ペンション・恋は桃色」は、リリー演じるシロウが営むペンション「恋は桃色」で起こるストーリーを描くシリーズ。「season4」では、「恋は桃色」がリフォームに入り、シロウは伊藤沙莉演じる娘のハルとともに、海が見えるペンション「UNITY UNITY」で働くことに。高木は「UNITY UNITY」のオーナー、柏木はその息子を演じる。「恋は桃色」に住み込んで働いていた、斎藤演じるヨシオは、実家に帰省して以前の恋人に再会する。



 「ペンション・恋は桃色season4」全5話は、7月31日(金)20時に全話一挙配信開始される。



 完成披露試写会の模様は、後日FODにて配信が予定されている。イベントでは、4人が作品の魅力や撮影の裏話を語った。



〈トーク抜粋〉



■シリーズ初の、観客を迎えての試写会イベントに



リリー「感慨深いですね。season1から2まで間が空いて、そのあと3、4とポンポンときまして。僕らの想いとしては、このあとも5、7、10…とやっていきたいんですけど、これが続くかどうかはフジテレビにかかってますから(笑)。せめてseason5まではやりたいとは思っているんですけどね。ここで終わったら後味が悪いというか、ここまで何のために積み重ねてきたのか、わからなくなっちゃいますから」



■オーナー親子役で、新たに柏木悠と高木完が出演



リリー「完ちゃんは撮影前、YOUに本読みを手伝ってもらったんだよね」



高木「みんなで食事したときに、たまたま僕とYOUだけになったタイミングがあったんですよ。

そこで『台本持ってる?』とYOUに聞かれて、『持ち歩いているよ』って」



リリー「そんなに一生懸命やってたのに、自分のファーストシーン、緊張しちゃってね。ヤマト(柏木)のところに行って、めっちゃ小さい声で話し出したんだよ。めったにNG出さない監督が走ってきて『もう少し大きな声で!』って(笑)。俺も沙莉もびっくりしたよ」



柏木「僕もびっくりしました。威厳のある父親っていうイメージだったけど、こんな感じなんだと面白かったです。毎回『責任』とか、『覚悟』とか、ちょっと詰め寄られる感じで言われるんですけど、高木さんがちょっとずつ言い方を変えられるので、そこに面白みも感じました」



リリー「悠くんは、すごく真面目に取り組んでくれて。また新しい風が吹いた感じでした。しかも、すごく殺人的なスケジュールだったんですよ。横浜アリーナのライブの前日にも撮影に来てくれて。完ちゃんとおせんべい食べていた翌日に何万人もの人の前でライブやるって、切り替えがすごいよね」



柏木「あまり切り替えがうまい方ではないんですけど、衣装を着ると気持ちが切り替わる感じがあります。今回も、エプロンをつけるとヤマトになるような感覚でした。撮影前から『タイトなスケジュールなので、ぶっつけ本番でいきます』と言われていたので、緊張していたんですけど、皆さんすごくアットホームで、アドリブもたくさん入れてくださって」



リリー「本当にわけのわからない現場なのに、馴染んでくれて。

コメディセンスもあるよね」



柏木「監督さんといろいろお話しさせていただき、僕なりにかみ砕いてやらせていただきました。自分としても一皮むけたのかなと思います」



■リリー・斎藤・伊藤の変化は



リリー「沙莉は娘のように思っていますけど、キービジュアルを並べてみると、ちゃんと大人になっている感じがある。僕らだけ、全然変わらないのはどうなんだろうね。あと、全体的な衣装で言うと、僕は全部チェック柄で、沙莉はボーダーなんですけど、工くんは自由だね」



斎藤「一応、コンビニに行くだけの服みたいなドレスコードがあるみたいですよ。そういえば、どれもリリーさんの帽子だけは変わらないんですけど、season1のときにおでこが蒸れてただれちゃったんですよね。season2からシルクの布を内側に貼っていらっしゃる」



リリー「それはたしかにそうだけど、キービジュアルの写真から分かることじゃないでしょう(笑)」



■ハル役・伊藤沙莉からのメッセージVTRが到着



【今までと違ったペンションでのお話で、かなりふざけていますが、心温まる部分もたくさんありますので、皆さんにまた楽しんでもらえるのかなと思います。現場では、今回が『最終回じゃないか』という声がちらほらと生まれていたのですが、このドラマが続くように、今日はたくさん魅力を伝えてください】



リリー「空き時間わいわいとしゃべっていたのに、撮影が始まってテーブルの横に立つとハルになるんですよ。テーブルを拭いたり、食器を片付けたりするのも、長年そういうことをしていたんだろうなという感じが出る。彼女がドラマにしてくれるんですよね」



斎藤「ギャラクシー賞、獲ってますからね」



リリー「誰も見ていない、このドラマでね!僕らの誇りですよ」



斎藤「もう“ギャラクシー伊藤”ですよ(笑)」



■長谷川京子がヨシオの元恋人・カコ役に



リリー「いつもは俺がぼーっと恋をする役回りなんですけど、今回は工くんが男を出す感じになっていて。それに、京子ちゃんがいるとパッとシーンが華やかになりますよね。かわいらしい雰囲気も持っているし、素晴らしい女優さんだなと」



斎藤「いらっしゃるだけでドラマが始まる感じがありますよね。しかも、すごく博学。

現場でおすすめされた本を今読んでいるんですけど、僕は僕でアフリカ原住民の本をおすすめさせていただきました」



リリー「でも、道でばったり長谷川京子に出会うって、なかなかないよね」



斎藤「小石を蹴ってたら会うんですからね」



リリー「でも僕、沙莉もそうだけど、工くんのラブっぽいシーン、見られない。ペンションにいる工くんの印象が強くて、恥ずかしくなっちゃう」



斎藤「でも、自分の代表作はフジテレビさんの『昼顔』っていうドラマですよ(笑)」



■目指すは“ザ・ムービー”?



リリー「今回の完ちゃんもそうなんですけど、一緒に飲んでいるときにこのドラマのプロデューサーさんから電話がかかってくると『出る?』と誘われるという。最初に細野晴臣さんが出てくれたから、サブカル界隈の人は断れないんですよ」



斎藤「じゃあ、season5ができるかどうかは、フジテレビと細野さんがカギですね」



リリー「僕と工くんもね、season2くらいまでは“ザ・ムービー”があるんじゃない?って夢を持っていたの。フジテレビだったら、すぐ“ザ・ムービー”の話があるよって。だから、“ザ・ムービー”になったらどうするか、プランをたくさん話していたんですよ。今となっては“ザ・ムービー”はあきらめていますけどね(笑)。でも、season5は絶対にやらせてほしい。それで、“ザ・ムービー”は、もう僕らで自主制作しよう!」



■本作の見どころ



高木「今回は、ちょっと感動すると思います。一気見すると余計に感動すると思うので、FODでぜひ一気見してほしいです。見終わったあとには『これ、続きが!』になると思うんですけど、season5の実現のためには皆さんの声が必要になりますし、続きが決まるまではこれまでのシリーズを振り返って観てもらえたらと思います」



柏木「このseason4が次の5に続く作品になったらいいなと思います。すごく面白いドラマなので、たくさんの方に観ていただきたいです」



リリー「悠くんのファンだったら、みんなスマホを持っているでしょう?みんなに宣伝に協力してもらおうよ」



柏木「そうですね。僕のファンの方にもたくさん広めてもらおうと思います!」



斎藤「このドラマを視聴者として観たときに、『こういうドラマが観たかった』と思う空気感が流れていたので、きっとこういうドラマを必要としている人がいるはずだと思っています。

何よりも“ギャラクシー伊藤”が出ていますから!」



リリー「すくすくと沙莉は育っていくのに、俺らはまったく変化しないよね」



斎藤「でも、何も話さないシーンとかリリーさんから雄弁に言葉を感じるんですよ。シロウ(リリー)から受け取るものがめちゃくちゃある。ハル(伊藤)とシロウのシーンとか、完成したものを見て震えるときがありますよ。やっぱり唯一無二の方たちだし、そんな猛者だらけのなかでseason4までやらせてもらったんだなと改めて思いました」



リリー「みんな変だけど、どうやっても一番変な人は工くんだからね。ベースはまじめそうなのに、すごくふざけているんですよ。だって、今回も実家から帰ってきて久々にシロウとハルに会うのに、メカヨシオで現れるんですよ。それでやりきるの」



斎藤「台本に書かれていたので(笑)」



リリー「やり続けたよね」



斎藤「空気は地獄でしたけど、引くに引けなくて。でも、滑舌が悪くなっちゃったんで監督に『字幕出してください』と言ったら『その手があったか!』と言われました」



リリー「前に沙莉が『このドラマはご褒美みたい』と言っていましたけど、まさにそんな感じですね。忘れていたことを思い出させる。モノづくりってこういう感じだよねって思える。『この空気感に入ってみたい』と感じられるものになっていたらいいなと思います。今日、観に来てくださった方は近所の方に広めてくださいね。

また、season5ができますよう、皆さん見守っていてください」







文:BEST T!MES編集部

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