ベルテクノは、豪雨・浸水被害への備えに関する意識調査の結果を6月25日に発表した。調査は2026年6月22日~23日の期間、戸建て在住の全国の男女431名を対象に行われた。
はじめに、豪雨や浸水被害について不安を感じるか尋ねたところ、「とても不安を感じる」が26.2%、「やや不安を感じる」が61.7%という結果に。合計すると87.9%が豪雨や浸水被害に不安を感じていることが分かった。近年の豪雨災害の増加を背景に、多くの人が住宅への被害を懸念していることがうかがえる。
豪雨による住宅被害で最も心配なものを尋ねたところ、最多は「床上・床下浸水」(46.6%)だった。次いで、「停電による設備故障」が19.3%、「土砂災害」が12.3%、「雨漏り」が10.9%、「屋根・雨樋の破損」が10.0%と続いた。
浸水被害は建物だけでなく、フローリングや断熱材、電気設備などにも影響を及ぼすため、多くの人が不安を感じていると考えられる。
また、停電による設備故障を不安視する人も約2割にのぼり、近年の災害時におけるライフラインへの関心の高さもうかがえる結果となった。
自宅の火災保険に水災補償が付いているか尋ねたところ、「付いていることを把握している」が24.8%、「付いていないことを把握している」が13.9%だった。
一方で、「分からない」は55.0%にのぼり、過半数が自宅の水災補償の有無を把握していないことが分かった。豪雨や浸水被害への不安は高い一方で、実際の補償内容については十分に理解されていない実態が浮き彫りとなっている。
また、住まいの地域のハザードマップを確認したことがあるか尋ねたところ、「詳しく確認したことがある」が29.9%、「見たことはある」が54.1%という結果に。合計すると84.0%がハザードマップを確認した経験があることが分かった。
一方で、「詳しく確認したことがある」と回答した人は3割程度にとどまっており、自宅周辺の浸水想定区域や土砂災害警戒区域まで把握している人は限られる可能性がある。
現在行っている豪雨対策について尋ねたところ、「ハザードマップの確認」が最多となった。一方で、「特にしていない」と回答した人は36.0%にのぼった。
豪雨や浸水被害への不安を感じる人が87.9%に達し、ハザードマップを確認した経験がある人は84.0%にのぼる一方で、具体的な備えに着手できていない家庭も少なくないことが明らかになった。
近年は線状降水帯やゲリラ豪雨など、大雨による被害が全国各地で相次いでいる。今回の調査では、約9割が豪雨や浸水被害に不安を感じている一方で、3人に1人は具体的な対策を行っていないことが明らかになった。台風シーズンを迎える前に、ハザードマップや火災保険の水災補償の有無など、一度確認しておきたいポイントを考えるきっかけとしてほしい。











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