北朝鮮・平壌の百貨店でフランスの高級ブランド「シャネル」の化粧品やバッグが公然と販売されている問題で、シャネル側が「北朝鮮とはいかなる事業活動も行っていない」と明らかにした。米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が27日、報じた。

VOAによると、シャネルは北朝鮮での事業の有無や商品の流通経路、対北朝鮮制裁の順守状況についての質問に対し、「シャネルは北朝鮮といかなる事業活動も行っていない」と回答した。

平壌でシャネル製品を扱っている店舗についても「いかなる形でも、われわれの公式流通網には含まれていない」と説明。「適用されるすべての国際制裁を厳格に順守している」と強調した。

北朝鮮で販売されている商品については「偽造品、もしくはシャネルの選択的流通網に関する規則に違反して市場に持ち込まれた商品」との見方を示した。シャネルは世界各地で偽造品や並行輸入などの無断流通への対策を進めており、公式流通網の信頼性を守るため「あらゆる可能な手段を活用している」としている。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は21日、平壌の大城百貨店でシャネル製品やスイスの高級時計ブランド「オメガ」などが販売されていると報道。柳京金色商業中心では、スウェーデン家具大手イケアの商品を扱う店舗も確認されたとしていた。

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