◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(28日・マツダスタジアム)

 セ・リーグ4位で6連敗中のヤクルトが、4回に増田珠外野手(27)と奥川恭伸投手(25)の適時打で2点の先取点を奪った。

 背番号18右腕のヤクルト・奥川、広島・森下が先発。

ともに6勝8敗でこの試合を迎えた。1回表は、先頭の長岡が初球を中飛、続く古賀が3球三振、3番の宮本が初球を中飛と、森下の前にたった5球で3者凡退。先発の奥川は、1回裏に先頭の名原に左翼へ二塁打を浴びたが、後続を抑えて走者を進めることはなかった。2回は先頭の山田が左前安打。1死一、二塁のチャンスを作ったが、増田と内山が倒れて本塁は踏めなかった。

 3回も1死から敵失で走者を出すが得点にはつながらず。奥川は2回を3者凡退で抑え、3回は1死から森下に中前安打を浴びたが、名原を三ゴロ併殺に打ち取った。両軍無得点の4回は、赤羽が四球で出塁すると、2死二塁で試合前の時点で今季6打数3安打(本塁打1、二塁打2)と森下キラーだった増田が左前へ適時打。さらに2死一、二塁で奥川も今季2安打目で、プロ通算2打点目となる適時打を中前に運び、両手を上げてガッツポーズを作った。

 6連敗で迎えた最下位広島との敵地での3連戦初戦。3位DeNAを1・5ゲーム差で追う一方で、5、6位の中日、広島とは1ゲーム差に迫られている。広島との3連戦の結果次第では、クライマックスシリーズ(CS)進出圏内に浮上する可能性も、最下位に転落する可能性もあるという、重要な意味を持つカードとなっている。

 池山監督は試合前に鼻声気味で取材に応じて「風邪なのか、黄砂とブタクサか…。昨日の試合中と試合後も、薬をいただいて。あと(原因は)負けや。『負け菌』や! やっぱり(負けると)疲労が抜けないから。なかなか寝付けないし。負けての(東京から広島の)移動はみんな疲れますよ。どこかしら体か重いですよ」となげきながら、「ここからいかに我慢して上にいけるか」と意気込んでいた。

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