◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(26日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が26日(日本時間27日)、敵地・ブレーブス戦で先発し、4回途中にアクシデントが発生して緊急降板となった。右手中指マメの影響で急きょマウンドを降りて6勝目を逃した。

3回1/3で66球を投げ、6安打4失点、3奪三振2四球。最速は98・9マイル(約159・2キロ)で、防御率は4・60となった。

 突然のアクシデントだった。2点リードの4回は、先頭のアルビーズに四球を与え、続くヤストレムスキーに中前安打。無死一、三塁でライリーに中犠飛を許して1点差に迫られ、マーフィーに右中間への二塁打を浴びて1死二、三塁となったところでロバーツ監督、投手コーチ、トレーナーらがマウンドに向かった。朗希は右手を気にするしぐさを見せて、そのままベンチ裏に下がって緊急降板。2番手のマウンドにはブルペンで準備をしていなかったエンリケスが上がったが、ボールドウィンに左翼へ逆転の2点適時二塁打を浴びた。

 ロッテ時代からシーズンを投げ抜いた経験が1度もない朗希だが、今季は開幕から先発ローテを守ってきた。この試合が23試合目の先発で、チームでは山本由伸投手(28)と並んで最多。特に7月以降は調子を上げて2勝無敗と安定した投球を見せていた。

 だが、この日は最速が2回にマークした98・9マイル(約159・2キロ)。5月23日(同24日)の敵地・ブルワーズ戦以降の15登板では初めて160キロ超えが1球もなかった。

直球の平均も97・0マイル(約156・1キロ)で同様に直近15登板では最も遅かった。イニング別の直球の平均球速も2回は97・7マイル(約157・2キロ)だったが、3回は96・2マイル(約154・8キロ)、4回は95・9マイル(約154・3キロ)と3キロほど低下していた。

 レギュラーシーズンは残り1か月。初のシーズン完走を目前にして朗希がアクシデントに見舞われた。ポストシーズンへ向けては、先発陣は山本、スクバル、スネル、グラスノー、大谷ら実績のあるメンバーがそろっており、アピールする立場にあるのも事実。昨季はリリーフでフル回転して、抑えも任されるなどワールドシリーズ制覇に貢献したが、今季の今後の起用法に影響を及ぼしかねないアクシデントとなった。

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