本作は、生まれながらにして大富豪一族を追われた男が、奪われた人生と280億ドルもの遺産を取り戻すため、相続の障害となる親族たちを巧妙な“事故”に見せかけて葬っていく逆転相続サスペンス。
クアリーが演じるジュリアは、ベケットが幼い頃に出会い、大人になって運命的な再会を果たす女性。気品と魅力に溢れた上流階級のジュリアと大富豪一家を追われ貧しい育ちのベケット。格差はあれど初恋に落ちた2人は、強い絆で結ばれていくが、その関係は一筋縄ではいかないものとなっていく。
クアリーは、ジア・コッポラ監督の『パロアルト・ストーリー』で俳優デビュー。その後、クエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』などに出演し、Netflixシリーズ『メイドの手帖』ではエミー賞にノミネートされた。
デミ・ムーアと共演した『サブスタンス』(2024年)でも鮮烈な演技を披露。きょう28日に日本公開されたリドリー・スコット監督の『ラスト・サバイバー』では、過酷な終末世界をたくましく生き抜くヒロインを熱演している。
そして、本作ではシャネルの衣装をまとい、男性たちを意のままに操る華麗で狡猾なファム・ファタール(魔性の女)へと一変する。プロデューサーのピート・チェルニンは、本作のジュリアについて「非常に美しく、小悪魔的なファム・ファタールであり、おそらくベケットを意のままに操っている」と説明。
ジョン・パットン・フォード監督は、「映画製作の偉大な伝統を受け継ぐ、30年代や40年代の作品に登場したようなファム・ファタールを現代風にアップデートした存在」と紹介。「彼女はエリートであり、ずっとそうやって生きてきた。
ジュリアについて、クアリー自身は「ジョンの脚本は素晴らしかった。それに、男性俳優をいじめるのが大好きだから」とユーモアを交えてコメント。
フォード監督は「マーガレットは抑えきれない性格の持ち主で、登場時のあのキャラクターが持つ大胆さの多くを体現している」と信頼を寄せた。
公開された写真には、シャンパングラスを手に、机の上で脚を組みながら不敵な表情を浮かべるジュリアの姿を収録。シックなスーツ姿で、知的かつ冷徹な雰囲気を漂わせる様子も切り取られている。
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