テレビ番組の生放送中に突如として人間が膨張し爆死するという、前代未聞の怪事件から幕を開けるNetflixシリーズ「ガス人間」。7月2日の世界同時配信直後から大きな反響を呼び、日本の週間トップテン(番組部門)で1位、グローバルランキング(非英語)でも7位にランクインする快挙を成し遂げている。


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本作は1960年の特撮映画「ガス人間第一号」をベースに、日韓のトップクリエイターが再構築したクライムサスペンス。劇中で圧倒的な存在感を放ち、物語のキーマンである連続殺人犯「ガス人間」を演じているのが、本作で俳優デビューを飾ったUTAだ。

俳優の本木雅弘を父に持ち、祖父母は内田裕也と樹木希林という芸能界屈指のサラブレッド。190センチの高身長とスマートな体躯を武器に、2018年にはパリコレデビューも果たしているトップモデルでもある。

配信から1週間が経った9日、都内で行われたイベントに登壇したUTAは、人生初となる囲み取材に「こういう感じなんですね」とはにかみつつも、「(作品を)自分自身は7回ぐらい観ています。反響が嬉しくてしょうがない」と、初々しくも強心臓な一面を覗かせた。

「制作陣が求めたのは、先入観のない真っさらな役者。そこで片山慎三監督が推薦したのがUTAでした。12歳から海外生活を送り英語もネイティブレベルの彼のために、ハリウッドの演技コーチを招へいするなど異例のバックアップ態勢が敷かれたそうです。劇中では、一度見たら忘れられない威圧感と抑揚のない独特なセリフ回しで怪物の悲哀を表現。スタントなしでビルの4階から飛び降りるアクションにも挑戦しており、その度胸と勘の良さは早くも業界内で高く評価されています」(エンタメ誌編集者)

ネット上では、「新人とは思えない不気味なオーラがある」「ただ背が高いだけじゃなく、佇まいがどこか神々しい」「希林さんの孫、本木雅弘の息子と聞いて納得のDNA」と、その鮮烈な役者デビューに絶賛の声が相次いでいる。

「これまでの地上波や国内配信のSF作品といえば、良くも悪くも特撮感がノイズになることがあった。
しかし今作は、邦画界の最高峰チームが手掛ける圧倒的なVFX技術によって、ダークでゴシックな世界観を見事に描き出しています。共演した座長の小栗旬も、UTAの演技に対して『今この瞬間の彼じゃないと出せない新鮮さと美しさがあった』と大絶賛。父の本木からは『お芝居は甘くない世界だ』と釘を刺されているようですが、ロックンローラーの祖父、そして個性派女優と称された祖母の遺伝子を受け継ぐ彼は、それに恥じないポテンシャルを秘めているのは間違いありません。今後は時代劇や海外作品への進出も視野に入れているようで、映像の世界での需要はさらに高まりそうです」(映画ライター)

大型サラブレッド新人が、日本のエンタメ界を大きく揺るがす存在になる日は近そうだ。

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