「マイナビオールスターゲーム2026」(7月28日・東京ドーム、29日・富山)の監督選抜選手30人が13日、発表された。球宴初選出となった巨人・浦田俊輔内野手(23)はリーグ2位の22盗塁を誇る自慢の快足で、存在感を示すことを宣言。

また巨人からは井上温大投手(25)、田中瑛斗投手(27)、大城卓三捕手(33)も選出された。セ・パ最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」の結果が出る22日に全選手が出そろう。

 売り出し中のスピードスターが、夢舞台までたどり着いた。浦田は驚きの交じった笑みを浮かべた。「まさか選ばれるとは思っていなかった。感謝して、いろいろ学んでいきたいと思います」。監督選抜で球宴に初選出。球団で大卒2年目以内の野手が出場するのは99年に1年目で選出された二岡智宏以来と、27年ぶりの“スピード出世”となった。

 「黄色い稲妻」の存在感を12球団のファンにアピールする。今季は69試合出場でチームトップの打率2割7分2厘、リーグ2位の22盗塁。昨季リーグ最少の53盗塁にとどまった巨人に、自慢の快足で新風を吹き込んでいる。「足を期待していただいていると思うのでそれに応えられるように」。

打撃用の手袋、すね当てなどイエローカラーの野球道具を身にまとい、シーズン同様のハッスルプレーを披露するつもりだ。

 過去の球宴では97年に西武の松井稼頭央が1試合4盗塁でMVP。04年には日本ハム・新庄剛志が史上初めて単独ホームスチールに成功したのも語りぐさだ。浦田は「ホームスチールはめちゃくちゃ難しい」と笑ったが、相手のベンチに座る日本ハム・新庄監督の前でスキを突く好走塁が見られるかもしれない。

 かねて「プロ野球選手になった以上は醍醐(だいご)味なので」と出場を熱望してきた晴れ舞台。7年ぶりに本拠地・東京Dで開催されるブレイク元年に、吉報が届いた。一流選手が集う球宴を「阪神の中野さんに打撃、守備や走塁のことについてお聞きしたい。全力プレーで頑張ります」と心待ちにしている。(内田 拓希)

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