中国・四国・九州地方を中心に大型ショッピングセンターを展開する「ゆめタウン」の社員が、公共スポーツ施設の女子トイレや日帰り入浴施設で盗撮を繰り返していた。


 香川県高松市内の公衆浴場の女性脱衣場に侵入し、裸を盗撮したとして県警高松北署は15日、小売り大手「イズミ」の社員、岩本二千翔容疑者(25)を性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などの疑いで再逮捕した。


 昨年11月6日午後6時半ごろ、岩本容疑者は黒の長髪のカツラを着用し、上はナイロン製のジャンパー、下はパンツ姿で市内のスーパー銭湯を訪れた。顔を隠すようにフードを目深にかぶり、周りに男だと気づかれないようにして女性脱衣場に忍び込み、その場にいた女性の全裸姿をスマホで動画撮影した。


「本人は服を脱ぐようなしぐさや物を片づけるそぶりをしながら、30分ほど脱衣場内をウロウロしていて、女性が服を脱いだり、タオルで体を拭く姿を盗撮し続けていた。岩本自身、中肉中背で地味な格好をしていたため、普通の中年オバサンに思われたのかもしれません。他の入浴客や従業員からも怪しまれなかった」(捜査事情通)


 岩本容疑者は先月26日、県や市が運営するスポーツ施設の女子トイレにコンセント型の小型カメラを仕掛け、女性8人を盗撮したとして逮捕。押収したスマホに今回の脱衣場盗撮の動画が保存されていた。


 トイレ盗撮がバレたきっかけは「不自然な設置場所」だった。


 岩本容疑者は今年3月19日、スポーツ施設の営業時間内にスキを見て女性トイレに侵入し、個室3カ所の壁にコンセント型カメラ3台を設置、10代の少女3人を含む女性8人の下半身や下着を盗撮した。清掃員が壁面に見慣れないコンセントが付いていることに気づき、警察に通報。SDカードや付近の防犯カメラの映像から岩本容疑者が浮上した。


「通常、床付近にあるはずのコンセントの位置があきらかに不自然だった。便座に腰掛ける際、スカートをたくし上げ、パンツを下ろし、露出した陰部や尻が写るように腰の上辺りの壁に両面テープで貼り付けてあった。

見た目はコンセントそのものだったが、スマホを充電しようとしてもプラグが差し込めなかった。カメラにはバッテリーとSDカードが内蔵されていた。本人は盗撮後、カメラを回収するつもりだったようだが、その前に清掃員が見つけた」(前出の捜査事情通)


 その後の調べで、岩本容疑者は今年1月10日にも市内のスポーツ施設の女子トイレにコンセント型カメラ1台を仕掛け、18歳未満の少女2人を含む19人の女性の下半身を盗撮していたことが判明した。


 調べに対し、「7カ所ぐらいで盗撮した」と供述しているという。


 岩本容疑者は高校、大学を通じて陸上部に所属。イズミに入社後、ゆめタウン高松に配属された。犯行時、運動施設ではスポーツ大会が開催されていたというから、大会に参加する女性を狙って盗撮を繰り返していたのかもしれない。


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