土俵際まで追い詰められているのに、高市首相はしぶとい。自民党総裁選や総選挙でのライバル潰しの中傷動画拡散や、暗号資産「サナエトークン」に事務所が関与した疑惑にシラを切り続けている。
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高市首相は選挙の公正性を歪めた疑惑に加え、外遊先での奇っ怪な行動で不審を抱かれている。華々しいキャリアの割に語学力が極めて怪しいからだ。
神戸大経営学部を卒業後、松下政経塾に在籍中に渡米。民主党のパトリシア・シュローダー下院議員(2023年逝去)の事務所で立法作業に携わったことを売りにしてきた。当初は「日本人初の米連邦議会立法調査官」の肩書を引っ提げ、「コングレッショナル・フェロー」と言い換えた経緯がある。昨秋の総裁選出馬会見では「ワタクシが米国連邦議会のコングレッショナル・フェローであったことは事実でございます。文書もございます」と心底憤慨した様子でタンカを切っていたものだ。
それにしても、高市首相愛用のSNSはもろ刃の剣。シュローダー事務所の古参スタッフが米メディアの取材に「高市はインターンだった」と証言し、猛拡散しているのだ。話題になっているのは、中部コロラド州デンバーを拠点とする地方メディア「ウェストワード」(電子版)の「日本の女性初首相 高市早苗はコロラドの先駆者から学んだ」(2月9日配信)と題する記事。
〈キップ・シェルーテスは彼女をデンバーの事務所にいた明るく社交的なインターンとして記憶している〉
シェルーテス氏はシュローダー氏を18年間にわたって支え、高市首相が事務所入りした際は広報部長の地位にあったといい、こう回想している。
〈シュローダー氏は彼女を議会インターンとして採用した。高市首相はその仕事のためにワシントンに行き、のちにシュローダーの地元事務所で働くためにデンバーへと移った〉
存在しない「立法調査官」を名乗った時点で詐欺師
原文では議会インターンは「コングレッショナル・インターン」と表記されている。高市首相が主張する「コングレッショナル・フェロー」とは似て非なるものだ。ワシントン~デンバー間は直線距離で約2600キロ。東京からグアムほど離れている。高市首相は政界入り前に出演したノンバンクのCMで「アメリカの国会から日本を見つめていて、日本のために働きたくなった」と語っていたが、なんのこっちゃだ。
シェルーテス氏はNYタイムズの取材も受けていた。見出しは「日本のリーダーの原点は数十年前のワシントン」(3月19日配信)、サブ見出しは「高市早苗首相はコロラド州選出の先駆的な下院議員のもとでインターンとして政治の道を歩み始めた」。高市に近い関係者5人のインタビューや著書をもとにまとめられている。
高市首相はシュローダー事務所に送った履歴書について、1992年発売のファッション誌で〈自分は日本の軍事問題の権威だって、ウソ書いたの〉と白状してもいる。当該記事を発掘し、経歴詐称疑惑を追及する作家の適菜収氏はこう言う。
「そもそも、履歴書にウソを書き、存在しない『立法調査官』を名乗った時点で、高市氏は詐欺師。その前提で議論を進めなければ話が進まない。『インターン』と『フェロー』の問題は英語と日本語の違いを巧妙に利用したのでしょう」
いつか舌を抜かれないか。ちょっと心配だ。
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高市首相の「嘘つき人生」はここから始まった──。関連記事【もっと読む】『高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた』でも詳しく報じている。





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