7月1日に「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にて放送された「ぼくらのバリケード戦争」がSNSで話題になり続けている。
同企画に出演したピン芸人・はっしーはっぴー(31)の自己中心的な言動が大炎上。
視聴者の反応は《ただただ不快だった》《テレビに出すなよ》という強烈な拒否反応から《憎めない人間なんだろうな》《見てて飽きない》と擁護する意見まで真っ二つだ。
一部では“嫌われ者”として人気を得た安田大サーカス・クロちゃん(49)やコロコロチキチキペッパーズ・ナダル(41)のような活躍を見せてくれるのでは、という期待も上がっている。
業界の受け止められ方はどうなのか。
■「キングオブコント2020」準々決勝出場の実績も
はっしーはっぴーは太田プロ所属のピン芸人。かつてはコンピューター宇宙というコンビを組み、「キングオブコント2020」準々決勝まで進出した実績がある。「ただしネタは元相方のブティックあゆみ(35)が担当しており、お笑いの基本に特化したタイプではない」と現役芸人は語る。
ピンでのテレビ露出は多数あり、これまで「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)「アメトーーク!」(テレビ朝日系)など登竜門的な番組にも顔を出してきた。「水ダウ」への出演も今回が初めてではない。
「過去に『旅行先で朝起きたら誰もいなくなっていたら切ない説』や『スピード解散選手権』などの企画に参加しており、派手なリアクションで話題になっていました。この時は面白がる視聴者がほとんどで、SNS上の反応も概ね好意的でした」(現役芸人、以下同)
なぜ今回は批判が長引いているのか。
「本来、吉本芸人VS他事務所芸人のというゲーム企画の予定だったのでしょう。ですが、はっしーはっぴーの規格外な言動のために、人間ドラマに切り替わってしまった。彼が方向性を変えたのは間違いなく、結果的に芸人からの不満が多く上がったことも一因なのでは」
芸人の世界では“悪名は無名に勝る”とも言う。どんなに非難されても「最終的には、はっしーはっぴーの勝利」というのが芸人界隈での見方だ。
クロちゃんやナダルとの決定的な違い
ただ、第二のナダルやクロちゃんになれるかとなると、話は変わる。
「炎上翌日のライブに遅刻してきたり、釈明ツイートで『麻婆さん』を『麻雀』と書き間違えたりと通常運転。この鋼のメンタルは本物だと思います」
メンタルの強さは二人に近いが、決定的な違いは“味方の有無”だ。
「ナダルの場合は相方の西野がネタを作り、服装や芸名、方向性まで完璧にプロデュースしています。クロちゃんも芸歴が長く顔が広いので、扱い方を熟知している芸人が多い。
さらに二人とも“ネタ”を基に『どう扱えばいいか』という取扱説明書を持って世に出てきている。一方、はっしーはっぴーには周囲の協力と技術力が足りていない」
ただし可能性がないわけではない。その鍵を握るのが、みなみかわだという。
「無神経で他責のはっしーはっぴーに対して、キレる大人代表みなみかわという図式が完成している。みなみかわさんは立ち振る舞いが素晴らしく、かなり株を上げた。この二人がある種のコンビとして機能すれば、はっしーはっぴーが令和の人気嫌われ者として輝く可能性はあるでしょう」
悪名を武器に生き残れるか。
◇ ◇ ◇
クロちゃんの学歴は紆余曲折を経たものだった。関連記事【もっと読む】中学受験に落ちたクロちゃんが2浪して京都西山短大仏教学科に入学するまでの紆余曲折…では、本人の短大受験に迫っている。

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