NHKからフリーになった和久田麻由子アナウンサー(37)を迎え入れ、4月から始まった日本テレビ系の「news LOG」の視聴率不振が続いている。


「開始当初はほとんど堅いニュースを取り上げ、ゲストの人選も数学教育者の中島さち子氏など文化人を呼んでいました。

しかし、6月13日の放送以降、サッカーW杯を中心に取り上げるなど硬派路線から脱却しつつあります。7月11日の放送では、冒頭から最後までアイドルグループ『M!LK』の曽野舜太が出演しました。これは驚きましたね」(テレビ局関係者)


 この日は序盤から台風情報を伝えた。制作陣は、気象予報士を目指している曽野と番組内容がマッチすると考えたのかもしれない。


「資格を取った後ならまだしも、あくまで受験勉強をしている身ですからね。彼のファンにテレビを見てもらおうという意図でしょう。これがいいのかどうか……。アイドルをニュース番組に出すことは『毒まんじゅう』になる可能性があるんですよ」(芸能記者)


 過去には、旧ジャニーズのアイドルがニュースを扱う番組に進出したことで、テレビ局が事務所関連の不祥事を報じなくなったという前例がある。一方、アイドルのゲスト出演はニュースに興味を持ってもらう意味では良いという意見もある。


「報道番組の金字塔である『ニュースステーション』には芸能人がよく出ていました。政治や国際情勢など重要な話題を見てもらうキッカケとして、タレントを呼んで視聴者を引きつけていた。あくまで主役はニュースでした。

『news LOG』は、単に視聴率を取るためにアイドルを出したのか。それとも、重要なニュースを見てもらうためにアイドルをブッキングしたのか。この志が問題になってきます」(前出のテレビ局関係者)


 11日の放送では、曽野は最後までスタジオに残った。番組では、皇室典範改正案の委員会質疑がわずか3時間に終わった国会の様子も伝えた。このVTRの後、和久田麻由子は政府や国会のあり方に疑問を述べたが、曽野は話を振られなかった。


「彼を出演させ続ければ、ファンはチャンネルをそのままにする。ニュースを見せるための作戦として、十分理解できます。『アイドルにも意見を言わせるべき』という声もあるでしょうけど、話を振らないでよかったと思います。ファンのなかには、曽野が政権を擁護すれば支持、批判すれば不支持になるような単純な思考を持つ人がいるからです。もちろん、冷静な目で判断できる人もいるのですが……」(前出の芸能記者)


 番組がどこまで意識しているかわからないが、政治に興味のないアイドルファンに「伝えるべきニュースを伝える」という意思を見せた。


「視聴率不振が続けば、今後も数字を計算できそうな顧客を持つタレントをスタジオに呼ぶでしょう。ただ、この考え方がエスカレートして、キャスターに起用してはいけない。

ニュースはテレビ局の中で独立した『聖域』にしないと、また旧ジャニーズのような圧力や忖度の問題が起こります」(前出の芸能記者)


 一線を越えないブッキングが日本テレビに求められる。


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 和久田麻由子アナが活躍できない理由は意外なところにあったようだ。関連記事【もっと読む】「news LOG」で和久田麻由子アナの良さが出ない意外な原因…元テレビマンの識者が挽回の方策ズバリ指摘…では、識者が指摘するズバリの指摘について伝えている。


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