本番まで約1カ月に迫った、日本テレビ系の看板番組「24時間テレビ49 愛は地球を救う」だが、局内では微妙な空気が漂っているという。


 背景には、今年のランナーに決まった女優の星野真里(44)を巡り、想定以上の逆風が吹いていることがあるらしい。

星野は難病「先天性ミオパチー」と向き合う長女を育てながら女優活動を続けており、その経験を社会に伝えたいとの思いから挑戦を決意。日本テレビも医療体制を整え、安全面に最大限配慮すると説明したのだが……。


「発表直後からネット上では『この猛暑の中、なんで走らせるのか』『母親に万が一のことがあったらどうするつもりなのか』といった批判が殺到しました。いつもならこの時期、チャリティーTシャツを着用して局内を闊歩する局員もいる中、今年はそうした局員の姿はほとんど見かけません」(日テレ関係者)


 制作会社関係者が声を潜めてこう話す。


「日テレは別のタレントにも水面下で打診していたようですが、みな色よい返事をもらえなかったようです。炎上リスクが高いうえ、酷暑のマラソンは身体的負担も大きい。昔のように『名誉な仕事』というだけでは引き受けてもらえなくなってきているんです」


 番組が抱える事情はさらに深刻だ。2024年のやす子(27)、昨年のSUPER EIGHT・横山裕(45)と、近年のランナーはいずれも人生の苦難や社会課題と結び付いたストーリーが共感を呼び、大きな話題となった。


「こうした体験は、募金額や視聴率に好影響を与えた半面、より重い“走る理由”を求められる空気を生み出してしまった。本人の壮絶な人生経験や社会的メッセージまで期待される。キャスティング担当は、そのハードルに苦しめられています」(前出の日テレ関係者)


 それもあってか、水面下では早くも来年、2027年放送予定の「24時間テレビ50」の制作準備が始まっているという。焦点のひとつはやはりチャリティーマラソンの人選だ。


「例年なら今年の放送が終わってから動き出しますが、今回は違う。節目の50回を前に候補者探しが前倒しになっています。芸能人だけでなく文化人やスポーツ選手までリストアップ準備を進めています」(同前)


 しかし、チャリティー番組が、単に人の悲しみや苦労を競い合うショーになってしまったならまさに本末転倒。来年、50回という節目を迎える同番組が今こそ問われているのは“誰を走らせるか”ではなく、マラソン企画そのものの存在意義なのかもしれない。


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「生贄」が選ばれているように思えるのは気のせいか? 関連記事【もっと読む】星野真里が「24時間テレビ」チャリティーランナー就任 〈断れない人を選んでるみたい〉日テレの"マラソン固執"に厳しい声…では、日本テレビの姿勢への視聴者からの疑問について伝えている。


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