7月20日に放送された「ダブルインパクト2026」(日本テレビ系)。ファイナルステージ進出の5組はいずれも吉本興業所属で、非吉本勢は1stステージで姿を消した。
この結果を受け、SNS上では“吉本陰謀論”が広がっている。審査員5人のうち、アンガールズ・田中卓志(50)以外の千原ジュニア(52)、中川家・剛(55)、フットボールアワー・後藤輝基(52)、ニッポンの社長・辻クラシック(39)の4人が吉本興業所属。
グレープカンパニーのTCクラクション、人力舎とSMAによる今夜も星が綺麗の得点が低かったのはそのためではないか、という疑念だ。さらに1stステージでのドンデコルテのコントに対しても「点数が高すぎる」「忖度を感じる」との声が上がっている。
お笑い業界関係者に聞くと、審査員が吉本を優遇しているという見方に懐疑的だ。それよりも、漫才とコントを披露する本大会では「吉本芸人が有利になる構造がある」という。
■「吉本が強すぎる」構造、3つの理由
「今回出場している吉本芸人は、全コンビが吉本の劇場にたびたび出演しています。劇場には小道具が豊富でスタッフも常駐しており、コントにも磨きをかけられる。一方、非吉本の芸人は固定の劇場がなく、都内のライブハウスを中心に活動。そのためコントの小道具も机や椅子のみ、音響や照明を派手に使うことはできないという制約がある」(お笑い業界関係者、以下同)
例えばドンデコルテのコントでは扉を挟んだネタが展開されていたが、そういった舞台装置の準備は困難だ。特に漫才を得意とする芸人は不利となる。
「吉本は劇場に所属するというシステムがありますが、非吉本はライブ団体からオファーされて出場するのが一般的。
「王道」以外が評価されにくい審査基準
では、視聴者と審査員の評価に乖離があったのはなぜか。そこには審査基準の違いがある。
「吉本の劇場では王道やインパクトが重視されます。剛さんがつかみの速さを重視しているのも、劇場での戦い方を基準にしているからでは。
TCクラクションへの審査コメントでも同様の指摘がありましたが、彼らは王道をあえて避け、個性や全体の面白さを重視するタイプ。リズムが独特な今夜も星が綺麗も王道とは言い難い。その結果、審査員から見にくいと感じられてしまった面はあると思います」
また、審査基準だけでなく「ダブルインパクト」自体への懸念を口にする。
「エントリー数が第1回の2875組から2896組と微増にとどまっており、芸人にとってうまみが感じにくい大会になっている印象があります。実力と知名度のある優勝候補が順当に優勝していくだけでは、賞レースとしての面白みに欠ける。ダークホース枠を広げたり、審査員のバランスを整えたり、構成を見直すなど、テコ入れが必要だと思います。今後も吉本の実力派芸人が順当に優勝していく大会になっていくようであれば、それ自体が大会の限界を示すことになりかねません」
来年こそは非吉本芸人の逆襲に期待したい。
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やはり、独占市場はどうにも弊害が多いようだ。関連記事【もっと読む】鬼越・良ちゃんvs渡部建騒動…"第三者"でも有吉弘行は追い討ちX投稿 にじみ出る“吉本嫌い”の深刻さ…では、芸人の世界で広がる“吉本嫌い”について伝えている。

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