大混乱だった特別国会が閉会し、高市首相が早速、内閣改造・自民党役員人事を検討し始めたという。永田町は「日本維新の会の誰を入閣させるのか」「前回総裁選でのライバルの処遇は」などとザワついている。

早ければ、お盆前後にも人事を行うとの見方も出てきているが、浮上しているのは、裏金議員の萩生田幹事長代行の「幹事長」への昇格説だ。


「萩生田さんの幹事長説が浮上したのは4月のこと。当時、総理は2026年度予算を3月中に成立させられず、イライラがマックスだった。まずは『野党との交渉を進められなかった』との理由で梶山国対委員長を萩生田さんに即座に差し替える案を周囲にブチまけたそうだ。ただ、さすがに露骨すぎるため断念。次に目を付けたのが、調整に奔走する様子がない鈴木幹事長だった。『国会が閉じたら人事をする』と打ち明け、萩生田幹事長説に言及したそうです」(官邸事情通)


 旧安倍派の元幹部だった萩生田氏といえば、2728万円もの裏金が問題視されてきた。その萩生田氏を党の要職に就けようとは、高市首相は一体何を考えているのか。


「萩生田さんは『高市総理を全力で支える』と公言するほど、総理に親身です。裏金問題で干されていた萩生田さんは、昨年の高市政権発足時に幹事長代行として引き上げてもらった。だから、恩義に感じている。党内で孤立する総理としても、相談相手になってくれる萩生田さんの存在は大きい。

ウィンウィンの関係というわけです」(永田町関係者)


■麻生副総裁を説得できるか


 ただし、鈴木幹事長から萩生田幹事長へのスイッチは、高市首相にとってリスクがある。鈴木氏は高市政権誕生を後押しした麻生副総裁の義弟だからだ。昨年の高市政権発足時に鈴木氏が幹事長に就いたのも「麻生さんの強い推しがあったから」(同前)とされる。麻生氏としては、幹事長の鈴木氏を通じて党内に睨みをきかせる意図があるため「鈴木さんを外して萩生田さんに交代させるなら、総理は麻生さんを説得しないといけない」(同前)わけだ。


「総理が麻生さんを納得させるには、穴埋めとして他の麻生派議員を要職に就けるしかない。麻生さんと萩生田さんの関係は良好ですから、総理が説得できる余地はあるでしょう」(自民党関係者)


 しかし、裏金議員の筆頭格である萩生田氏を要職に就けて大丈夫か。「世間ウケは最悪だろう」(同前)との声があるが、高市首相は強行するのか。


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 高市政権下では、裏金議員が続々とその勢力を復活させつつある。関連記事【もっと読む】【さらに読む】で詳しく報じている。


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