蒼井優(40)が地上波連続ドラマで18年ぶりに主演を務める「Tシャツが乾くまで」(TBS系)が好評だ。連ドラの傾向としては、放送前のプロモーションやキャスティングなどで初回視聴率はご祝儀で高めの数字を記録するものの、回を重ねるごとに緩やかに下落傾向となるパターンが多い。


 ところが「Tシャツ」は、第2話以降、右肩上がりの視聴率を記録。今月7日に放送された第5話が最高視聴率になるなど、視聴者がストーリー展開にどんどん引き込まれていく証拠をみせている。さらに若年層の利用者が多いTVerの“お気に入り登録者数ランキング”を見ても初回直後から早々に100万人を突破。「VIVANT」(TBS系)には及ばないものの、堂々の第2位に位置している。


「18年前の自分には成し遂げられなかったことと向き合い、自分の変化を楽しみたい」という蒼井の、人間の不器用さと身勝手さを表現する圧巻の演技と、「silent」「海のはじまり」(ともにフジテレビ系)を手掛けた生方美久氏の脚本、映画「花束みたいな恋をした」を手掛けた土井裕泰監督のケミストリー・トライアングルが成功したわけだ。


 ただこの好視聴率でも、「蒼井につきまとう“魔性”のイメージはそう簡単に拭えない」と声を潜める広告関係者もいる。


 実際、「Tシャツ」の好反響にもかかわらず、購買力の高いアラフォー女性層をターゲットにしたCMクライアントの動きは“鈍い”ともいう。


「TVerに登録するような若年層は、蒼井の派手な過去の交際遍歴を知らないのではないか、というのが私たちの分析結果です。それに比べ、略奪愛と散々報道された交際遍歴を知るアラフォー女性たちの、蒼井に対する“悪女”“魔性の女”イメージはまだ払拭されていないと思いますよ」(広告業界関係者)


 そこで、芸能関係者に、芸能界における蒼井の評判と現在の立ち位置を改めて聞いてみた。


「蒼井が同性に最もひんしゅくを買ったのは、2008年春に明らかになった岡田准一(45)との交際報道です。岡田は結婚を前提に、自宅マンションを約5000万円かけてリフォームしたといわれています。さらにリフォーム現場で内装工事業者に注文をつけていたのは蒼井だったのですが、完成直前に“別に好きな人が出来たから……”と破局してしまいました。

そして主人のいないマンションの部屋だけが残ったのです。これをきっかけに蒼井は、旧ジャニーズ事務所のタレントのファンを敵に回すことになったわけです」


 さらに追い打ちをかけたのが、12年夏の鈴木浩介(51)との略奪愛と、新築マンション購入報道だ。


「鈴木には約5年間同棲している婚約者の女優がいましたが、鈴木の蒼井への心変わりを察知し、別れを告げたといわれています。鈴木は蒼井との新居となるマンションも購入しましたが、やはり岡田と同様、“他に好きな人が出来たから”と土壇場で破局。鈴木には、月々50万円といわれるローンだけが残ったというわけです」(同)


 岡田との破局は17年前、鈴木とは13年前になるが、当時を知るアラフォー女性たちにとっては、この“魔性の女”を決定付ける出来事のインパクトが強過ぎて、いまだに忘れることができないようだ。


 ベテラン芸能記者としての筆者のイメージもほぼ同じである。


 ドラマ「Tシャツが乾くまで」の話に戻すと、愛する夫を事故で亡くした悲しみも癒えないうちに、夫に発覚した不倫疑惑。だが1年を過ぎたある日、突然夫が帰ってきて……という先の読めないストーリー展開に引き込まれるアラフォー女性視聴者も、ドラマから離れると「これまで男心をもてあそんだのはアンタ(蒼井)でしょ」と、ふと我に返るのだろうか。


 アラフォー女性が手放しで蒼井を認めるのは、まだしばらく先のことになりそうだ。


(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)


  ◇  ◇  ◇


 最後に蒼井優を射止めたのは、お笑い芸人「南海キャンディーズ」の山里亮太だが…。関連記事【もっと読む】蒼井優が夫・山里亮太との初共演で母性見せるも…元“恋多き女”に立ちはだかる「共演NG」問題では、スキャンダルがらみの共演NGについて報じている。


編集部おすすめ