世界を沸かせた"天才弁護士"役で、芦田愛菜(22)は“優等生キャラ”を卒業できるのか。2022年にNetflixで大ヒットした韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が、カンテレ・フジテレビ系の月10ドラマ「南田南弁護士は天才肌」として日本でリメークされることが先日発表された。
原作は自閉スペクトラム症の新人弁護士ウ・ヨンウが、驚異的な記憶力と独自の着眼点を武器に難事件へ挑む物語。Netflixの非英語シリーズで7週連続世界1位となり、主演のパク・ウンビン(33)は百想芸術大賞のテレビ部門大賞を獲得。世界各国からも称賛の声が上がった。
ただ、今回のリメーク版も日本のテレビ仕様で薄味にならないかと警戒するオリジナル版のファンもいる。これまで「梨泰院クラス」や「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」「知ってるワイフ」など、韓国の人気ドラマのリメーク版が放送され、最初は注目を集めたものの話題性が徐々に薄れていった作品も少なくない。
「リメーク版は、原作を知る視聴者にとって、忠実すぎれば二番煎じ、変えすぎれば改悪というどちらへ転んでも批判されやすいリスクがある。また日韓の文化の違いを埋めるための修正や、コンプラを意識したセリフの言い回しの変化などが没入感を削ぐリスクになるという日本リメークならではの課題も浮き彫りになりやすい印象ですね」(ドラマ制作会社関係者)
■生真面目に役作りに励む“愛菜ちゃん”
もう一つの懸念材料は主演を務める芦田だ。役作りにあたり、生真面目に専門書を読み監修者や発達障害のある人々とも面会。公開されたビジュアルも本家を踏襲したものとなっているという。
「CM好感度が抜群の“愛菜ちゃん”ですが、女優としては、22年6月公開の主演映画『メタモルフォーゼの縁側』は興行収入が約1億8500万円にとどまりましたし、その前の20年10月の主演映画『星の子』もパッとしませんでした。残念ですが、“優等生キャラ”にちょっと飽きを感じている人が一定数いるのも事実でしょう」(同前)
オリジナル版の魅力はパク・ウンビンの繊細な演技に加え、脇役の厚み、映画のような映像、耳に残る音楽が一体となって生んだ没入感にある。そういった一体感やクオリティーを日本のドラマ制作陣がどれだけ担保できるかも成否のカギを握りそうだが、制作局がフジテレビではなく、22年10月期放送の「エルピス-希望、あるいは災い-」や今春放送の「銀河の一票」を送り出したカンテレであることに期待する視聴者もいるようだ。
「必要なのは韓国版の精巧なコピーではなく、日本社会でいま語るべき事件を選び直し、南田南という新たな主人公像を作り出すこと」(同前)
芦田とカンテレの足並みがそろえば、思わぬ大ヒットにつながるかもしれない。
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慶應義塾への「入り方」が洗練されていた。関連記事【もっと読む】幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代…では、芦田愛菜のキャリア形成の見事さについて伝えている。

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