俳優の香取慎吾が31日、主演するWOWOWの連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」(全4話、9月6日午後10時放送・配信スタート)の完成報告会を東京・辰巳の同局で行い、ともに出席した女優・鈴木杏との26年ぶりの共演を喜んだ。

 香取と鈴木は、2000年公開の映画「ジュブナイル」以来の共演となる今作で元夫婦役を演じる。

香取は当時を振り返り「あの時の映画があるから、何十年も離れてはいたけど今回の夫婦の役につながる部分があった」としみじみと語った。

 「ジュブナイル」の撮影時はまだ12歳の子役だった鈴木は「あの頃はあんなに無邪気に笑ってたのにね」と香取と顔を見合わせつつ、今回の再共演に感慨深げ。撮影現場では「隣に慎吾さんがいらっしゃって、小さい時の自分に戻ったように甘えている部分があった」と感謝した。

 香取は、今作が初共演となる赤楚衛二についても言及。撮影中はあまり話せなかったといい「メイクを落としてからもう少し一言二言話したいな、と思って追いかけていったら、赤楚君の車が行っちゃった。俺、その車を見送りながら『ああ、トイレ行かなければな…』と思った」と裏話を披露して笑わせた。その上で「今日、一生懸命話してます。かっこいい子です」と絶賛した。

 今作は7月23日に死去した直木賞作家・東野圭吾さん(享年68)による発行部数約76万部を誇るベストセラー小説の実写ドラマ化で、死刑制度をテーマにした社会派サスペンス。香取が演じる主人公の中原道正は、元広告代理店勤務の会社員で、現在は伯父から引き継いだペットの葬儀店を営む。11年前のある事件を機に離婚し、孤独とむなしさを抱えつつ日々生きている中で、元妻が殺害されたことを知らされる。

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