話題のTBS系ドラマ「Tシャツが乾くまで」(金曜・午後10時)に出演中の俳優・中島歩(37)が、30日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)に登場。下積み時代の苦労を明かした。

 中島は24歳の時、美輪明宏さんの舞台「黒蜥蜴(とかげ)」で俳優デビュー。約200人の中から抜てきされ、美輪さんの愛人役を演じた。その翌年にはNHKの連続テレビ小説「花子とアン」に出演するも、「初めてのドラマだった。『できないな』っていうのがずっと。でも何ができてないのかも分からないっていうか。テクニックも何もないから、Twitter(現X)見たりなんかして『評判悪いな』みたいな。『棒読み俳優め』みたいな、すごい傷ついて。多分今でも、すごくトラウマになってると思うんですけど」とトラウマができたと明かした。

 「花子とアン」で共演したのは吉高由里子窪田正孝鈴木亮平賀来賢人など。「同世代の俳優さんがいっぱいいて。みんな舞台からやってるからうまいんですよ。どんどん売れてって、取り残されて」「20代の生活とか言えたもんじゃないですよね」と振り返った。

 さらに「売れてる俳優さんとかね、嫉妬の目で見てました。しょうもないですけどね」「見れないですよ、ドラマとか映画とか。あいつ呼ばれてんのに俺呼ばれてない。亮平さんはそのころちょくちょく会ってて。並んで歩いてたら『亮平さん、見ました、花子とアン』って。隣に俺いて『俺も出てるぞ』って思って。亮平さんも『わかるよ、俺も何度も経験したから』って言ってくれましたけど」と回顧。

 中島は売り込みのため、映画監督の勉強会に参加。「ワークショップ(勉強会)といえどバトルですね。監督の目に留まって、監督の映画に出て売れてく先輩も見てるから。確実にそこにチャンスがあるわけですよ」と語り、さらに小劇場での演技経験も重ねたという。

 そして33歳の時に勉強会から縁ができた濱口竜介監督の映画「偶然と想像」に出演し、日本映画監督に知られるように。

その後大ヒットドラマ「不適切にもほどがある」に出演したことで、35歳でブレイクを果たした。

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