皆さん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。洋服での“体型隠し”に無理が生じはじめる薄着の季節。
服を着込めないぶん、体のラインがパッと見で分かってしまうところが怖いですよね。しかしそんな夏でも、工夫次第で重ね着なしでも体型カバーはできるんです! 今回は、夏の体型カバーコーデのコツについてご紹介いたします。

肉感を拾わない素材を選ぶ

細部の違いで見違える!「薄着でも体型カバーできる」服の選び方...の画像はこちら >>
 何はともあれ、まずは素材選び。これに尽きますね。春夏の服はどうしても素材が薄く、伸びやすい生地で作られていることが多いので、ボディラインが目立つのです。それを防ぐには、薄手だけど肉感を拾わない「型崩れを起こしにくい素材」や「滑らかで陰影が生まれる素材」を選びましょう。具体的には以下の編み地で作られているTシャツやカットソーを選ぶと失敗を起こしにくいです。

【肉感をカバーするTシャツ・カットソー】
・スムース編み
・ダンボール編み
・フライス編み


 これらは、型崩れを起こしにくい編み地で作られています。そのため、ストレッチが効いていても体にピタッとフィットし過ぎることなく、自然な美しいシルエットラインに。逆に定番の「天竺(てんじく)編み」のTシャツ・カットソーは、肌触りや着心地はとても良いのですが、製品によっては体のラインが目立ちやすいので気をつけてくださいね。

下腹部隠しは、おへそ下から指3本分の着丈&ワイドシルエット

細部の違いで見違える!「薄着でも体型カバーできる」服の選び方。ぽっこりお腹、むっちり二の腕を隠す“最強Tシャツ”も
下腹部隠し ポイント
 ボディパーツの中でも、とくに気になりやすい下腹部のぽっこり。春夏服は生地が薄いので、シャツインしてもシャツアウトしても、ぽっこり感が隠しきれず悩ましいですよね。そんな下腹部の膨らみは、着丈の長さとトップスのシルエットを調整すると、上手にカバーできます。

 着丈は、おへそから指3本分下あたりに来る長さがおすすめです。
下腹部のちょうど膨らむ部分だけをすっぽりと隠せる上に、長すぎない丈感でスッキリとした印象を与えます。

 ただし、ピタッと体にフィットするシルエットだと丈は問題なくとも下腹部のぽっこりを覆いきれないため、身幅にゆとりがあるワイドシルエットを選びましょう。

ボトムスは生地厚めorボリューム多めのものを選ぶ

細部の違いで見違える!「薄着でも体型カバーできる」服の選び方。ぽっこりお腹、むっちり二の腕を隠す“最強Tシャツ”も
ボトムスの選び方
 暑いとトップスボトムス上下ともに、薄手素材で乗り切りたくなりますが、上下どちらも生地に厚みがない服を合わせると、全体的に体の肉感を拾いやすくなってしまいます。そうした理由から、できればボトムスは、春夏でもやや厚みのあるしっかりした生地を活用することをおすすめしています。とはいえ、ギャバジンやツイルといった密度の高い厚地でなくてもOK。

 コットンやポリエステルのスラックスパンツや、センタープレスの入ったリネンパンツなどは、ボディラインをカバーしてスッキリした着こなしを実現しやすいです。スカートの場合は、チュールやティアードなど、ボリュームが出るものを取り入れることで、下半身のラインを上手にカバーできますよ。

工夫を凝らして薄着でも体型カバーを目指す!

 重ね着をしたり、ダボっとした服を合わせたりするだけが、体型カバーではありません。トップスとボトムス上下の丈のバランスや、取り入れる服の生地、素材の厚みを計算して組み合わせることで薄着の夏でもスタイルアップして見えやすくなりますので、ぜひみなさんも取り入れてみてくださいね。

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。
インスタグラムは@sumi.1105
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