2026年5月13日、注目のNetflix作品のティザー予告とティザーアートが解禁された。7月2日から配信される『ガス人間』だ。


 タイトルロールのガス人間を演じるのはモデルとして活躍するUTA。これが俳優デビュー作となる。2019年には父・本木雅弘との初共演が話題になった。

 期待の俳優デビュー作が、ベールをぬぐことに興奮を隠せない……。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

父子初共演で重ね合わせた眉間のきらめき

端正な顔立ちは俳優の父に瓜二つ。身長190cm・28歳モデル...の画像はこちら >>
「サントリー天然水 GREEN TEA」のCMに、モデルとして世界的に活躍するUTAが起用されたのは2019年のことだった。同社飲料ブランドである伊右衛門の広告キャラクターとしてもお馴染みの、父・本木雅弘との初共演でもあった。

 日本家屋が建ち並ぶオープンセットで撮影中の本木に対して、見学にきた(という設定の)UTAが撮影カメラの袖に立ち、手にするスマートフォンのカメラを向ける。息子が向けるカメラに本木が手でジェスチャーして、カットがかかる……。

 メイキング映像では、この段取りを本木がUTAに説明している様子を捉えた。(メイキングの)カメラが下手から上手に移動。二人の会話をベストなアングルにおさめるポジションを探る。

 そうして画面中央に捉えた父子のやり取り。
やわらかな口調の父と耳を傾ける息子が眉間を重ね合わせるかのようなきらめきがあった。

噂の俳優デビュー作がベールをぬいだ……

端正な顔立ちは俳優の父に瓜二つ。身長190cm・28歳モデルの俳優デビューが“期待大”なワケ
ビー・エム・ダブリュー株式会社のリリースより
 身長190センチもあるUTAとの背丈の違いはあれ、精悍な眉間、目元、鼻筋など、端正な顔かたちは控えめにいって瓜二つ。情熱的だけれど、どこかやわらかな印象も与える眼差しだってよく似ている。

 そのことを明確に示した、サントリーCMのメイキング映像から翻り、2025年にはあくまで噂レベルの話題がネット上を飛び交った。それは「デイリー新潮」による記事で、UTAが俳優デビューするというものだった。

 作品名も明記されていた。『ガス人間』。2024年8月、Netflixが同作を制作することを正式に発表していたが、その時点の解禁情報にはUTAの名前は含まれていなかった。すると2026年5月13日、噂の俳優デビュー作がベールをぬいだ……。

リブート作でシークレットな役割を担うUTA

 各メディアが揃って、解禁された情報を掲載した。ティザー予告とティザーアート。解禁ほやほやのティザーアートでは、ガスをくゆらせたタイトルロール役のUTAがシークレットな役割を担いながら、挑発的に足を組んでいる。噂程度に過ぎなかった俳優デビュー作が、こうして段階的な情報解禁で明らかになった。


『ガス人間』は1960年に公開された特撮映画『ガス人間第一号』のリブート作である。『ガス人間第一号』は、1933年、東宝の基となるP.C.L.に黒澤明と同期入社し、1954年に東宝怪獣映画の元祖となる『ゴジラ』を世に放つ、本多猪四郎監督(特撮監督は名コンビの円谷英二)作だ。

『ガス人間第一号』冒頭、三橋達也演じる刑事・岡本賢治がパトカーで犯人を追跡する。後部座席の岡本は拳銃を持っていた。5月13日に解禁されたティザー予告冒頭でも、小栗旬演じる岡本が「動くな!」と威嚇してガス人間に銃口を向ける。

 余裕の表情のガス人間が両腕を広げ、不気味にたたずむ。俳優デビュー作とは思えないUTAの存在感に目を見張る。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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