【沖縄】台風6号の強風で倒れた沖縄市の胡屋十字路のガジュマルについて、樹木医らが12日、これまでの現地調査の結果を踏まえ、再生できる可能性が高いと発表した。

倒れたガジュマルの現状を説明する谷口真吾琉大教授=12日、沖縄市の胡屋十字路(高崎園子撮影)

 琉球大学農学部教授で樹木医の谷口真吾さんは、根は台風で切断されたものの「南根腐病(みなみねぐされびょう)」などは確認されず、葉もしおれていないと説明した。

 
 今後はいったん市内の八重島公園に移し、根の一部の皮を輪状に剥いで細い根の発生を促す。別の木で1年半かけて細い根を再生させ、移植した成功例があるという。
 倒木は、幹や葉に比べて根の発達が十分ではない状態で強風を受けたことが要因とみられる。元のコザ・ミュージックタウン前に戻す際は、木を支える気根が育つ環境を整える方針。
 「ガジマル子ちゃん」と呼んで親しんできた大城貞夫さん(75)は「再生できると聞いて本当に安心した。必ず戻ってくると信じている。その時には復活祭を開きたい」と喜んだ。
 南部国道事務所によるとガジュマルは1997年、同事務所嘉手納国道出張所から現在地へ移植され、樹齢は推定30年。(中部報道部・垣花きらら)
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