先日の琉球ゴールデンキングスの熱戦、皆さまもきっと手に汗を握り見守られたことと思います。惜しくも頂点には届きませんでしたが、最後まで懸命に戦い抜いた姿は沖縄中に感動を届けてくれました。
実は私も赴任2カ月で3回アリーナに行き、声をからした一人。弱小バスケ部だった高校時代を思い出し、全力を尽くす選手たちの姿がとてもまぶしく映りました。
 スポーツには人の心を動かす力があります。身近なところでは那覇ハーリー。惜敗したものの、過去最高タイムをたたき出したわがJTAチームの奮闘にも大興奮しました。業務後に練習に励む熱い社員のため、私たち役員も毎日のように差し入れを持って応援。「来年は船に乗って鐘打ちを」と言われたけれど、さすがにそれは…。
 ただ、船には乗らずとも気持ちは常に一緒です。どんな場面でも社員の背中を押す1番の応援団でありたい。かつて部活の父母会代表を務め、わが子の姿に逆に勇気をもらっていたころと重なります。
 このスポーツが持つ力を次世代へつなぐのが「JALアスリートアカデミー」です。沖縄では2022年の八重山を皮切りに読谷村、宮古島、そして昨年度の糸満市まで毎年各地を巡り、地域の皆さまとの交流を育んできました。

 オリンピアンを含むJALアスリート社員らが、運動の基本「走る・跳ぶ・投げる」のトレーニングとともに、子どもたちへ競技の楽しさやスキル上達に向けたアドバイスを直接伝えるプログラム。5年目の今年は12月に国頭村での開催を予定しています。子どもたちが自分の可能性を信じて広い世界へ羽ばたくきっかけになれたら、これほどうれしいことはありません。
 都市対抗本戦、東京ドームへの切符を2年ぶりに掴(つか)んだ沖縄電力の快挙など、明るいニュースが続いています。沖縄の大切な宝である子どもたちの成長を、地元のスポーツを、これからも全力で汗を流す頼もしい仲間とともに、「うちなーの翼」として応援し続けてまいります。(日本トランスオーシャン航空=JTA=社長)
次回は宮里早香氏(薬正堂社長)です。
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