15日から降った大雨の影響で、沖縄県北中城村安谷屋では16日午前、6メートル級の岩が崩落する土砂崩れが起きた。人的被害は無いが、山内鉄筋工業(山内健代表)の敷地内に崩れた大型の岩がなだれ込んだ。
山内代表は「これからどうしたらいいのか」と頭を抱えている。
 山内代表によると、2年前にも崩落があったため、専用の機器で地盤のズレを確認していたところ、午前8時半ごろに数センチのズレを従業員が察知。斜面から小石が転がっているのも見られ、斜面近くのトラックを避難させた。崩落は午前9時前頃に発生したという。

大雨の影響で岩が崩落した現場=16日午後0時35分、北中城村安谷屋

 敷地内にいた5人ほどの従業員は全員無事だが、鉄筋を加工する機器、プレハブやクレーンなどが岩に押しつぶされる被害に遭った。
 崩落した傾斜地は山内さんとは別の人が所有する民有地。県中部土木事務所の担当者は「県が崩落場所を対策することは難しい」と話す。現場そばを通る県道に土砂が流れ込まないよう、防護柵を設置する工事を8月にも着手する予定という。
 山内さんは2年前の崩落以降、独自に鉄柵を設置するなど対策してきた。さらに擁壁を強化しようと考えていたところ、今回の崩落が先に起きた。山内さんは「どうにか行政で対策できないものか」と訴えた。
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