[胃心地いいね](884)タコス・タコライス持ち帰り専門店味一 北中城村熱田2024の1
 「安くておいしいものを食べてもらいたい」-。北中城村熱田のタコスとタコライスの持ち帰り専門店「味一」の店主、香月(かづき)理一さん(68)のいちずな思いは、利益度外視の価格だけでなく、客が選びやすいサイズ、味と商品全てに表れている。
ホスピタリティーあふれる店主の接客もリピーターを引き寄せる。
 中学卒業後、調理一筋で働いてきた香月さん。沖縄市で和食堂を25年ほど営んだが、立ち退きで店を畳んだ。その後は介護施設で調理員として65歳まで勤め上げた後、2024年2月に五つ年上の兄と一緒に味一をオープンした。
 再び始める店で扱う料理は、沖縄の「ソウルフード」の一つに位置付けるタコスとタコライスに狙いを定めた。「どうせやるなら他店と差別化したい」。いくつもの店を食べ歩き、具材がこぼれる食べづらさを解消しようと、タコス(1個250円)は生地をクレープ状に巻く。硬さも「やわらかい」「パリッと」の2種類から選べる。
 タコライスは「子ども、女性、お年寄り、どんな人でも食べやすく」をモットーに、サイズからソースの種類を豊富にそろえる。サイズは子ども用(300円)から特盛り(900円)まで6種類。ソースも辛さが選べる定番のケチャップベースから、しょうゆ、マヨネーズと5種類を準備する。特にしょうゆは「リピーターが多い」自慢の一品だ。

 オープンから2年余り、店も軌道に乗ってきた実感がある。香月さんは「全ては支えてくれるお客さんのおかげ。この店を営むことができて幸せ」と感謝しきり。どこまでも腰の低い店主が作るタコスやタコライスが、北中城村の名物店になる日も近そうだ。(中部報道部・勝浦大輔)
 【お店データ】午前11時~午後6時営業。土曜日と第4金曜日定休。パリッと硬めのタコス生地は個数限定で売り切れる場合がある。電話098(923)0578
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タコスとタコライス「どうせやるなら差別化したい」 食べ歩きたどり着いた味 調理一筋の68歳店主が作る「ソウルフード」
国道329号沿いにある「味一」の前に立つ店主の香月理一さん=9日、北中城村熱田
タコスとタコライス「どうせやるなら差別化したい」 食べ歩きたどり着いた味 調理一筋の68歳店主が作る「ソウルフード」
タコス・タコライス持ち帰り専門店味一
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