【読谷】読谷村の体験王国むら咲むらは1日、琉球妖怪専門家で作家の小原猛さんによる「琉球妖怪トークショー」を開催した。来場者は、沖縄に古くから伝わる妖怪にまつわるゾッとする話やクスッと笑える話に耳を傾けた。

 8月末まで開催しているイベント「琉球妖怪2026」の一環で、トークショーは8月の毎週土曜日午後7時半から開かれている。
 小原さんは軽快な語り口で琉球妖怪の名前の由来や特徴、目撃情報などを紹介した。宮古島に出没する片足のないヤギの妖怪「カタアシピンザ」や、あの世から人間の魂を取りに現れる死に神「グソーヌツカイ」などのエピソードに、来場者は興味津々だった。小原さんは「トイレにはマジムンがいて、掃除すると良いことがあるよ」と呼びかけると、子どもたちは大きくうなずいた。
 家族で那覇市から訪れた城北小4年の青田力(りき)さん(10)は「魂を取られてしまうのが怖い。夜はあんまり出歩かないようにする」と力を込めた。
 園内では「青森ねぶた」の技術で制作された妖怪のオブジェが展示されている。いとこ同士で妖怪探しを楽しんだ島袋朝日さん(6)=さつき小1年=と石嶺心捺(こなつ)さん(6)=城西小1年=は「本当に妖怪と会ったら、目をつぶって逃げる」と声をそろえた。(中部報道部・西平光葉)
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