【石垣】島こしょうとして親しまれている「ピパーツ(ヒハツモドキ)」の魅力発信と消費拡大を図るイベントが2日、石垣市役所で開かれた。講演会に登壇した東京農業大学の江口文陽学長は、ピパーツには人体の維持に必要な成分が多く含まれていることを報告。
心筋梗塞を抑制する効果があることなども紹介した。
 主催した石垣島熱帯果樹加工協同組合は、語呂合わせで8を「パ」、2を「ツ」として8月2日を「ピパーツの日」に決めた。同組合が7月に日本記念日協会へ申請して認定された。
 イベントには生産者や加工業に携わる市民らが参加した。
 ピパーツの魅力について江口学長は、科学的な分析結果を基に健康や美肌効果を持つ成分が含まれていることを紹介。「体を維持するために重要なカリウムやカルシウム、マグネシウムなどが含まれている」と説明した。
 心筋梗塞を抑える機能性成分もあると明らかにし、「特徴を理解して地元で生産を拡大してほしい」と呼びかけた。
 今後の可能性について語り合うトークでは、生産者や料理人ら4人が意見を買わした。
 県ピィパーズ生産推進協議会の宮良長奉さんは「八重山では8人が年間約11トンを生産している。苗作りが難しいが、需要拡大に向けて安定生産が課題」と話した。新川スパイスの菊池数晃代表は「香辛料だけではなく、健康や美容面の効果も注目されている。広く商品開発を打ち出す必要がある」と強調した。
(南風原英和通信員)
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沖縄の島こしょう・ピパーツ 東京農大学長「心筋梗塞を抑える機能性成分」 8月2日を記念日に
ピパーツの実
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