世界的歌手・サラ・ブライトマンが9日、東京・東急シアターオーブで取材に応じ、10日に同劇場で開幕する主演ミュージカル『サンセット大通り』特別公演への意気込みや、日本への思いを語った。

 同作は、『オペラ座の怪人』を手がけたアンドリュー・ロイド=ウェバーによる傑作ミュージカル。過去の栄光にすがりながら復活を夢見る往年の大女優ノーマ・デズモンドと、売れない脚本家ジョー・ギリスの関係を描く。

 サラがミュージカルの舞台に立つのは約30年ぶり。今回、主人公のノーマ・デズモンドと自身の年齢が重なったことも出演を決めた理由の一つだったといい、これまで同役を演じてきた俳優とは異なる形で表現できると感じたという。自身もさまざまな人生経験を積んできたことで、ノーマの気持ちをより深く理解できるようになったと、役への思いを明かした。

 日本については、大好きな国に再び来ることができた喜びを語り、日本のファンについても、「音楽を大切にしてくれる」と感謝。食べることが大好きで、日本にはおいしいものがたくさんあると笑顔を見せた一方、今回は公演が続くため、「しっかりと睡眠を取り、休む時間を大切にしたい」と話した。

 1995年に発表した楽曲「クエスチョン・オブ・オナー」は、日本ではサッカー日本代表の試合などを盛り上げる楽曲として親しまれている。このことについてメッセージを求められると、「スポーツは詳しくないのですが、音楽と同じように人生に欠かせないもの」と語り、自身の楽曲が使われていることについて「とても光栄です」と喜んだ。

 最後に日本の観客へ向け、作品では音楽を楽しむことはもちろん、そのストーリーもしっかりと持ち帰ってほしいとメッセージを送った。

 サラは40年前、『オペラ座の怪人』初代クリスティーヌ役に抜てきされ、その後はクラシックとポップスを融合させた独自のスタイルで世界的な人気を確立。長くミュージカルの舞台から離れていたが、『サンセット大通り』で本格的にミュージカルの舞台へカムバックする。

 『IHI presents ミュージカル「サンセット大通り」特別公演』は、10日から8月1日まで東急シアターオーブで上演される。

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