『ONE PIECEカード』は大人気のカードゲームで、レアカードは高額取引されている。今回のジャンプ発売前に集英社は「『ONE PIECEカードゲーム』の人気に鑑み、同号は通常より50万部増で発行いたします(トータルの発行部数は非公開)」と、通常より50万部増で発行すると説明したが、それでも付録が転売ヤーの標的となり、結果的に書店やコンビニで売り切れが続出した。
実際、付録のカードは売れているのかというと、都内の一部カードショップでは約1000円で買い取り、フリマアプリでも雑誌の値段以上で取引されるなど利益が出ている。
この影響で『ジャンプ』を購入できない読者が続出。さらに、掲載されている漫画は電子版でも読むことができるが、今回の同号では『アオのハコ』の最終回が掲載されており、ファンにとっては紙版で保存したい気持ちがある中で、購入できなかったことから「ジャンプ売り切れ続出。マジでどこにも置いてねえ。ワンピカードとか興味ないので転売ヤー勘弁してくんねぇかな。一応アオのハコ最終回なのよ」「アオのハコ最終回なのにワンピースカードの転売ヤーのせいでジャンプ買えなくて鬱」などと怒りと嘆きの声があがった。
筆者は日付が変わった月曜日(日曜深夜1時ごろ)に毎週購入するのが日課で、今回も自宅近所の比較的大きいコンビニを訪れたが、本棚にジャンプが置いていないことに驚いた。付録が転売ヤーの標的になる予想はしていたが、通常より50万部増で発行されることもあって「深夜から無くなることはないだろう」と思っていたからだ。同時にジャンプを購入できなかったことで、「毎週の日課を楽しめない」気持ち悪さが出た瞬間だった。
商品が無いのは仕方がないため、いつもジャンプと一緒に購入しているパンやドリンクだけをレジに持っていき、顔見知りの店員さんへ「ジャンプって売り切れましたか?」と聞いてみると、「売り切れです。なんか、あったんですかね?」と別の人からも同じことを聞かれたという。理由を説明すると、「(本棚に)並べた瞬間から手に取って、ちょっと怖かった」「(お店の)外からチラチラ覗く人がいたけど…、『なんか人が多いな~』と思ったけど、これだったのね」と話した。
筆者はその後、2件目のコンビニを訪れて無事に購入することができた。しかし、ネット上を見ると、お昼までに多くの書店・コンビニでジャンプが品切れとなり、「購入できなかった!」と嘆く声が多く「ジャンプ」のワードがトレンド入り。想像以上の転売騒動になった。
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