ロサンゼルス公演には28万2000人以上の観客が集まり、さまざまな新記録が生まれた。BTSは2021年にも同じ会場で『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LA』を4公演開催。今回のツアーを含め、同地で計8公演を開催し、SoFiスタジアムで最も多くの公演を行ったグループとなった。全8公演の累計観客数は約49万6000人。BTSは、同スタジアムの開場以来、最も多くの観客を動員したグループとしても名を連ねた。
ロサンゼルス公演の初日となった9月1日はJung Kookの誕生日で、最終日の6日には12日に誕生日を迎えるRMを一足早く祝福した。数万人の観客が一緒にバースデーソングを歌い、Jung Kookのソロアルバム『GOLDEN』を象徴する金色と、RMのソロアルバム『Indigo』を連想させる青い光で客席を彩った。
また、5thアルバム『ARIRANG』の収録曲「Body to Body」では、サプライズイベントも。楽曲に挿入された韓国民謡「アリラン」が響きわたると、客席から一斉に太極旗が掲げられた。ロサンゼルスで数万人の観客が太極旗を掲げ、「アリラン」をともに楽しむ象徴的な場面となった。
公演の終わりにメンバーたちは「タンパで始まったのが昨日のことのようだが、もう最後の目的地であるロサンゼルスであいさつをしているのが実感できない。
今回の公演では約40のメディアが現地を取材し、現地メディアからも好評の声が相次いだ。米有力日刊紙『ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)』は、BTSを「ワールドクラスのポップアーティスト(world-class pop act)」と評価。BTSが不在の間にK-POPの影響力はさらに拡大したものの、彼らが生み出した波及効果はまだ再現できていない点に注目した。
『Forbes』は、コンサート会場を超えてロサンゼルス全域に広がった熱気を報じ、さまざまな文化圏の人々が「アリラン」に合わせて歌い、韓服や太極扇、ノリゲなどの韓国的な要素を取り入れて公演を楽しむ様子も詳しく紹介。さらに、コリアンタウンをはじめとする地域の飲食店や店舗で開催されたさまざまなプロモーションも取り上げた。
ロサンゼルス市は9月1日から8日までを「BTS Week」と宣言した。先月31日、市議会とロサンゼルス観光局、BIGHIT MUSIC関係者らが出席する中、市庁舎で宣言式が行われた。
カナダのトロントは、BTSの公演が行われた8月22日、23日を「BTS Weekend」に指定し、ヤングストリート(Yonge Street)の一部を期間限定で「BTS大通り(BTS Boulevard)」に改称した。米イリノイ州は、シカゴでの公演日である8月27日、28日を「BTS Day」と宣言。テキサス州エルパソ郡も公演期間を「El Paso BTS Weekend」と定め、BTSに「エスティマド・アミーゴ」賞を授与した。
メリーランド州では、ウェス・ムーア知事が歓迎映像を投稿し、7人のメンバーを歓迎。BTSを、文化、地域、言語の壁を越えて世界を一つに結びつける7人の人物だと紹介した。メキシコではクラウディア・シェインバウム大統領の公式招待を受けるなど、国家レベルの歓迎が続いた。
北米ツアーを成功裏に終えたBTSの次の行き先は南米となる。10月2日にコロンビア・ボゴタで『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』南米ツアーがスタートし、リマ、サンティアゴ、ブエノスアイレス、サンパウロを巡る。特にコロンビア、ペルー、アルゼンチンは完全体で初めて訪れることになるため、熱い盛り上がりが期待される。


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