ファミレスのドリンクバーでは昨今、コカ・コーラ社の「Phoenix」のように、1台で多彩なドリンクやフレーバーを楽しめるタイプを見かけるようになりました。
とはいえ、どれだけ機材が進化しても、自分で飲み物を組み合わせる楽しさは今なお健在です。
先日、編集部の公式Xでファミレスのドリンクバーを使ったアレンジを紹介したところ、読者からおいしそうなレシピがいくつか寄せられました。そこで実際に店舗を巡り、その味を確かめてみることにしました。
■ ガスト編
最初に紹介するのは、編集部員が“ガストガチ勢”から教えてもらったというレシピです。
作り方は、まずグラスの7分目まで氷を入れ、氷の高さまでオレンジジュースを注ぎます。続いて、グラスの8~9分目まで野菜ジュースを加えれば完成です。
作ってみてまず驚いたのは、オレンジジュースと野菜ジュースがきれいな2層に分かれたこと。境目には淡いグラデーションも生まれ、見た目から楽しめます。
味は、オレンジジュースの酸味と野菜ジュースの甘みがよく合っていて、とてもおいしい仕上がり。もともとのオレンジジュースは酸味と苦みがやや強めですが、野菜ジュースを加えることで、そのまま飲むよりもまろやかで飲みやすく感じました。
【アイスティー+オレンジジュース】次に紹介するのは、編集部の公式Xに寄せられたレシピです。
グラスの半分ほどまで氷を入れ、まず「トロピカルアイスティー」を注ぎます。続いて、残りをオレンジジュースで満たせば完成です。
味わいは、オレンジ風味のフルーツティーといったところ。
全体としては紅茶の風味が強く、甘さは控えめ。物足りない場合は、ガムシロップを加えるのがおすすめとのことでした。
【麦茶+お湯】こちらも、編集部の公式Xに寄せられたレシピです。
ガストのドリンクバーにあるお茶コーナーには、煎茶やプーアル茶など数種類のお茶が並んでいますが、麦茶はありません。
それでも温かい麦茶が飲みたい……。そんなときは、冷たいドリンクとして用意されている「国産六条大麦茶」をお湯で割るのがおすすめなのだそうです。
もともとストレートで飲むことを想定した濃さのため、味わいはやや薄めになります。ただし、麦茶らしい香ばしさと風味はしっかり残っており、さほど気になりません。
■ ココス編
編集部の公式Xに寄せられたレシピの中には、ガスト以外のファミレスで楽しめるアレンジもありました。そのうちの1つが、リンゴジュースと炭酸水を組み合わせたドリンクです。
投稿者から比率の指定はなかったため、今回は筆者の独断でリンゴジュースと炭酸水を7:3の割合で混ぜてみました。
ストレートで飲むことを想定したリンゴジュースを炭酸水で割るため、「味が薄くなるのでは?」と思いましたが、もともとの甘みが強いこともあり、7:3の割合ではさほど薄く感じませんでした。
むしろ炭酸水を加えたことで甘さがほどよく和らぎ、すっきりと飲みやすい仕上がりに。炭酸の刺激ともよく合うので、爽やかな炭酸ドリンクを楽しみたい人におすすめです。
【ジンジャエール+烏龍茶】こちらも編集部の公式Xに寄せられた、ココスの常連だという方おすすめのアレンジレシピです。
比率は書かれていなかったため、今回は筆者の独断でジンジャーエールと烏龍茶を1:1で混ぜました。炭酸飲料とお茶という一見意外な組み合わせですが、実際に飲んでみると相性がよく、驚くほどおいしいです。
口に含むと、ジンジャーエールの爽やかな甘みと刺激に続き、烏龍茶の風味がふわりと広がります。どちらも存在感のある味ですが、意外にもけんかすることなく調和。どことなく高級感のある味わいに仕上がっていました。
■ デニーズ編
次は、デニーズで楽しめるアレンジを筆者が調べて見つけたレシピです。
元のレシピに具体的な比率は書かれていなかったため、今回はコーラと烏龍茶を1:1で混ぜました。
味はコーラのほうが強く、第一印象は少し薄めたコーラといったところ。
先ほど紹介したジンジャーエールと烏龍茶の組み合わせと同様に、どことなく高級感のある味わい。そちらが気に入った人には、ぜひ試してほしいアレンジです。
【野菜ジュース+カルピス】デニーズでは、公式のアレンジレシピも紹介されています。そのうちの1つが、「ロイヤル野菜と果実」です。
野菜ジュースとカルピスを5:1の割合で混ぜます。野菜ジュース特有の青っぽさがやわらぎ、カルピスの酸味が加わることで、全体としてさっぱりとした飲み口に仕上がりました。
野菜ジュースの風味と甘みは残しつつ、野菜らしさだけがほどよく抑えられるため、個人的にはそのまま飲むよりも飲みやすく感じました。
【メロンソーダ+カルピス】こちらも、デニーズ公式のアレンジレシピです。メロンソーダとカルピスを1:1の割合で混ぜる「ロイヤルメロン」です。
メロンソーダの濃い甘みがカルピスによってほどよくやわらぎ、酸味が加わることで、より爽やかな味わいになっています。
ちなみに、デニーズのドリンクバーには「カルピスソーダ メロン」という商品もあります。
「ロイヤルメロン」と比べると色は白っぽく、味もメロンよりカルピスのほうが前に出ています。メロンの風味を強めに楽しみたい人には、「ロイヤルメロン」がおすすめです。
【カルピス+ウーロン茶】ここまで試してきた中で、筆者が「実は何にでも合うのでは?」と感じたのが、烏龍茶とカルピスです。
烏龍茶は、コーラやジンジャーエールと組み合わせることで、清涼飲料水にどこか上品な風味を加えてくれます。一方のカルピスは、野菜ジュースやメロンソーダなど、味の主張が強いドリンクをまろやかにまとめてくれました。
それなら、この2つを混ぜてもおいしいのでは? ということで、思いつきで試してみることに。比率は1:1です。
見た目はミルクティーのようですが、味わいはさっぱりとしていて、ほんのり甘い烏龍茶といったところ。作る前は半信半疑でしたが、実際に飲んでみると意外にもよく合います。カルピスの酸味と烏龍茶の香ばしい風味が、うまく調和していました。
* * *
子どものころは遊び半分で楽しんでいたドリンクバーのアレンジですが、大人になった今、真剣に「これとあれは相性がいいのでは?」「もっとおいしくする方法がありそう」と試行錯誤しながら作ってみるのも楽しいものです。
ドリンクバーアレンジ道、ちょっと極めてみたくなりました。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026072205.html
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