金沢・石川県産の食材を首都圏でPRする金沢市主催の「夏の金沢食材フェア」が、日本料理店「大志満(おおしま)」の首都圏3店舗で8月31日(月)まで開催されている。加賀野菜や金沢の海の幸を取り入れた懐石料理を、「椿壽 丸ノ内店」(丸ノ内ホテル 7階)、「新橋汐留店」(ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留 25階)、「横浜店」(横浜ベイホテル東急 1階)で提供している。
「金沢食材フェア」は、金沢の食と工芸の魅力を発信し、より多くの人に金沢を訪れてもらおうと2024年度にスタート。これまで春・夏・秋の季節ごとに首都圏の飲食店と協力し、各季節の金沢の旬を生かした料理を提供してきた。
今回のフェアのPRのため、金沢市の村山卓市長が7月15日、大志満「椿壽 丸ノ内店」を訪れ、大志満の大嶋賢一郎・取締役会長、大嶋康典・代表取締役社長、金沢市関係者らと懐石料理「雪椿」を試食した。
金沢港産のアジ・キス・メバルなどの魚をはじめ、加賀太きゅうり、加賀つるまめなどの「加賀野菜」のほか、能登産のふぐ、もずく、能登牛なども取り入れた懐石料理。丸ノ内店の小原俊宏調理長による料理の説明を聞きながら試食した村山市長は、「金沢の食材は冬の魚が有名ですが、今回、加賀野菜もふんだんに使っていただき、素材を生かした料理で金沢の夏を感じられますね」と、料理に舌づつみを打っていた。
村山市長は、鶏肉や鴨肉、金沢特産の野菜などを一緒に煮込み、わさびを添えて味わう金沢の郷土料理「治部煮」を味わいながら、「加賀料理が昨年12月に国の登録無形文化財に認定されました。また、加賀野菜は希少品目も多い。加賀料理、加賀野菜をどう広く紹介していくか、料理人の育成なども課題です」と話した。
今回のフェアの懐石料理の価格帯は、店舗により異なり1万4000円~1万8000円(税・サービス料込み)。大志満の大嶋康典・代表取締役社長は、「この価格帯だと、慶弔時など特別な機会にしか味わっていただけません。金沢の食材を味わっていただく機会を広げるために、主に50代以上の女性をターゲットに、6000円~7000円に設定したランチメニューを開発中で、秋に同店で展開をスタートする予定です」と紹介。村山市長は、「懐石料理の半分の価格で、ちょっと背を伸ばしたランチという形で、より多くの方に金沢の食材を味わっていただけるといいですね」と応じた。
試食会終了後、村山市長は、「このフェアを機会に、希少品目も多い加賀野菜、国の登録無形文化財にも指定された加賀料理をたくさんの人に味わっていただきたいです」と呼び掛けた。











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