日本の神事で、神様に捧げる歌舞「神楽」。宮崎県では、かつての高鍋藩の地域一帯に「高鍋神楽」が伝わっている。

神楽のユネスコ無形文化遺産の登録に向けて、その魅力を広く発信するため、東京の国立能楽堂で10月27日(火)の13時30分から17時30分に、「高鍋神楽」の公演が行われる。また、宮崎県東京ビルでは神楽セミナーが開催される。

 宮崎県は『古事記』『日本書紀』に描かれた日向神話の舞台。県内各地に神話ゆかりの地や伝承、神楽などが数多く残されている。中でも、神話の世界を舞で表現したとされる「神楽」は、地域の人々の生活と密接に関わり合いながら大切に継承され、県の「宝」の一つになっている。高鍋町一帯では、神楽の奉納を「大神事」と呼び、神社を巡回する形で行われる。農村地帯の神楽伝承は全国的にも非常に貴重で、高尚で厳かなものからおかしみに満ちた舞まで、さまざまなものがある。

 公演の定員は591人。観覧無料。全席指定で事前申込みが必要。国学院大学文学部の上野誠特別専任教授による基調講演(約30分)のあと、約3時間の神楽公演を楽しめる。

 神楽セミナーは10月28日(水)11時~12時、宮崎県東京ビル1階交流スペース(東京都千代田区九段南4丁目8-2)で開催する。

世界に誇る神楽を身近に感じてもらう企画で、能舞台で舞った高鍋神楽保存会のメンバーと神楽を通じた交流を楽しめる。定員20人。参加費無料、事前申し込み制。

 公演とセミナーの申し込み方法等詳細は、運営事務局の公式サイトに掲載している。

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