液晶画面をクルンと回すと起動するカメラDJI「Osmo Pocket」シリーズ。リールやVlogなどの動画撮影に興味がある人なら、かなり気になる商品だと思います。


DJIからマイクやミニ三脚がセットになった「Osmo Pocket 4P Vlog コンボ」を編集部にご提供いただいたので、実際に使ってみました。

「カメラって難しくない?」「スマホと何が違うの?」気になるポイントをレビューします。

※記事のリンクより購入いただくと、売上の一部がPouchに還元されることがあります

【撮りたい瞬間を逃さない】
ちょっと素敵な旅や日常のVlogを撮りたい、スマホだけじゃなんだか物足りない。ご紹介するのは、そんなときに心強い味方になってくれそうなカメラ、DJI「Osmo Pocket 4P」。

まずは本体の液晶画面を指でくるっと回転させて起動。これがもう楽しい。初回は、スマホのアプリ「DJI Mimo」と連携させるところからスタートします。
基本的な使い方はシンプルで、録画の開始/停止は、赤丸がついたボタンを1回押すだけ。この赤丸ボタンの長押しでも、電源オン/オフが可能です。「撮影するだけ」なら、複雑な設定も操作も不要。
103GBの内蔵ストレージがあるので、microSDカードを用意しなくても、開封してすぐに撮影できるのもポイントです。

私がプライベートで所持している「Osmo Pocket 3」と比べてみると、「4P」のほうが起動が速かったです。
撮りたいと思った瞬間を逃さないスピード感が頼もしい♡ ただ重さは「Osmo Pocket 3」のほうが軽く、サイズもコンパクトでした。

【実際にいろいろ撮ってみた】
実際に「Osmo Pocket 4P」を持っていろいろ撮影してきました。

・カラーモード:ノーマル
・解像度/フレームレート:4K/30fps
・ホワイトバランス:オート
※記事内では、軽量化のため画質を落としています

■ズーム性能が圧倒的
「Osmo Pocket 4P」の目玉ともいえる、デュアルレンズによる最大12倍のズーム性能。液晶画面下、左のボタンを1回押すだけでサッと3倍に切り替わり、押しっぱなしにしていると、グングン被写体に近づいていきます。
遠くの景色を映すときだけでなく、たとえば舞台や運動会でお子さんの表情をしっかり捉えたいときなどにも強みを発揮しそう。「Osmo Pocket 3」のズームと比べるとかなりの差です。

長押しズームをしているとレンズが切り替わるときに一瞬カクッとなってしまう点だけ、ちょっと気になるかな。

■旅、おでかけ、街歩き
手持ちで歩いても映像がほとんどブレないのも「Osmo Pocket 4P」の魅力。
https://youpouch.com/wp-content/uploads/sites/4/2026/08/2608osm4p_tilt.mp4
「フォロー」という標準のモードでも十分綺麗。レンズの向きが保たれる「チルトロック」モードだと、さらにブレの少ない映像になります。

カメラそのものが軽く手持ちに適しているため、スマホを構えるよりも撮影しながら歩きやすい気がするんですよね。

■三脚はやっぱり便利
「Vlog コンボ」に付属している三脚を使うと、まるで写真のように構図の整った動画を撮影できるのも「Osmo Pocket 4P」の強みです。
レンズの向きをかなり自在に動かせるので、手持ちで調整するのと変わらないくらいの自由度があります。
こまかな角度の調整がしやすい♪ 食事中の手元や商品の開封シーン、部屋全体の様子、自分自身の姿など、画角を固定して見せたい場面で活躍してくれます。
カフェのようなちょっと暗めの店内で、すみずみまでクリアに撮影できるところも「Osmo Pocket 4P」の強み!

【スマホへ自動転送してくれる】
撮影した動画は、本体の電源を切るとスマホへ自動転送するように「DJI Mimo」アプリで設定可能。

スマホで撮影したときと変わりなく、すぐに手元で動画を扱えるのでかなり便利でした。

■アクセサリーで差をつける
「ブラックミスト」というフィルターを使って撮影すると、光がフワッとやわらかくなります。ご紹介した手持ち撮影の動画や、カフェでの撮影時も使用。いわゆる「雰囲気のある映像」がカンタンに撮れるのでオススメ。

背景を入れながら自撮り撮影をしたい場合は「広角レンズ」。肩ごしの景色が想像以上にしっかり入っていて驚きました。
「DJI Mic Mini 2」は、狙った音をクリアに拾いたいときに便利。自分の音声はもちろん、周りの音の中で被写体の音を際立たせたいときにも使えます。
https://youpouch.com/wp-content/uploads/sites/4/2026/08/2608osm4p_mic.mp4

【気軽さとのバランスが難しい】
頼もしいことだらけの「Osmo Pocket 4P」ですが、気になる点も正直にお伝えしておきます。


まずは精密な機械として注意を払う気持ちと、撮りたいと思ったときにすぐに取り出して使える気軽さのバランスが難しいこと。「Osmo Pocket 3」にはハードケースが付属しており、比較的ガッチリとレンズ周りやジンバルを保護してくれる形状。
いっぽう「Osmo Pocket 4P」にはソフトケースが付属していますが、平たく言えば「ただのポーチ」。デュアルレンズやジンバルなどの保護という面では若干心もとない気がしています(笑)。

あとは、アクセサリー類が充実しているからこその「持ち歩き」への悩み。普段のおでかけ程度なら、本体と三脚くらい……いや、マイクもいる?なんて考え始めると、何を持っていくかが悩ましいんですよね。

旅行などで一式持っていきたいとなると、充電器も含めて持っていくものは意外と多くなりそう。スマホひとつのほうが身軽ではあります。
ただ旅行中のスマホは、調べ物や支払い、連絡手段などすべてを握る「命綱」的なポジション。必要な場面が多いし、充電が切れたり、うっかり失くしたりすることは絶対に避けたい! 

だからこそ、カメラはカメラとして持っておくと安心。私が「わざわざカメラを使う理由」のひとつです。

【スマホだけじゃ物足りない人へ】
「Osmo Pocket 4P Vlog コンボ」は11万3300円。
補助ライトやキャリーポーチのみがセットになったスタンダードコンボ(9万9000円)もあります。
設定やアクセサリー類を組み合わせれば、ダイナミックで美しい映像が撮れるカメラであることは間違いありません。でも個人的には、縦型動画やVlog撮影のパートナーとして、この片手に収まるサイズ感と「難しいことを考えなくても、すぐに、綺麗に撮影できる」手軽さが心強いです。

最近のスマホは十分綺麗な映像が撮影できます。それでも「ちょっと動画をちゃんと撮ってみたい」と思ったとき、撮影することをそのものを楽しませてくれるのが「Osmo Pocket 4P」だと私は感じています。

参考リンク:プレスリリース、DJI、楽天市場、Amazon
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(C)Pouch

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