JR東日本クロスステーションウォータービジネスカンパニーは今期(3月期)、「acure(アキュア)」自販機の強みであるバラエティ性を一層強化した。

 7月3日、取材に応じた齋藤誠商品部販売ユニット課長は「アキュア自販機を複数台併設しているエリアで同じ商品の重複を削減した」と語る。


 これにより、複数台併設エリアでのアイテム率が向上。アイテム率が高いほど同じ商品の重複が少なくなる。たとえば自販機1台(36コラム)の各コラムに異なる商品を装填した場合、アイテム率は100%となる。

 アイテム率が高くなると、売れ筋商品は装填数が絞られるため売れ切れのリスクが高まる。

 2024年夏はミネラルウォーターなど売れ筋となる止渇系飲料のコラム数を増やしたところ、売れ切れ防止にはつながったものの、バラエティさを損ない売上が低迷した。
 これを受け、2025年夏は、1台あたりのアイテム率を90%以上に引き上げたところ売上が拡大し、前期売上高は前々期比を上回って着地した。

 今期は、1台あたりではなく、複数台併設エリアでのアイテム率に着目。複数台併設は、横並びに併設されるパターンもあれば、背面に併設されるパターンもある。

 「2台あるいは3台つながっている場合や、どこまでを1つのエリアと捉えるかなど、企画した者と現場の担当がかなり力を入れて、一駅ずつ確認して設定した。現場のオペレーションへの負担は大きくなるが、売上向上にはつながるはず」と力を込める。

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