当日は前鶴俊哉会長、大田尾亨社長をはじめ川崎裕章専務、佐藤高宏常務(製粉事業本部長)、曽我時久常務(業務用事業本部長)、小浦浩司常務、篠山康司・執行役員家庭用食品事業本部長、南部剛史理事・海外事業本部長ら経営幹部が出席した。
会は片岡広報部長の司会進行により前鶴会長が挨拶、続いて大田尾社長が2025年度を振り返と今年度業績予想、長期ビジョン2030と中期目標(2022~2026)達成に向けた戦略を説明した。
前鶴会長は在職期間を振り返るとともに、在任中に決裁した知多新工場、畑中食品新工場、ユタ製粉工場の運営参画など大型投資について「会社として何をやるべきか、何が必要かという視点で検討を重ね決断した」と述べた。
大田尾社長は国内市場環境について述べた上で、事業概況と今後の方針を説明した。 ニップンは前期、売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新、5期連続の増収増益で着地。今期は大型設備投資償却による減益はあるが売上高4300億円(前期比2.8%増)、償却前営業利益でも過去最高値の更新を見込む。
大田尾社長は「事業の基礎的な収益力は、稼ぐ力は確実に成長し続けている」とした上で、長期ビジョン2030(売上高5000億円、営業利益250億円)及び中期目標(売上高4500億円、営業利益210億円)達成に向けた各事業の取り組みを説明。「総合食品企業として持続的に成長し続け、経済的価値の推進と社会的価値の創造により、食を通じた社会課題の解決に挑み続けていく」と力強く抱負を述べた。
各事業については担当役員、部長が説明。製粉事業は、今年度、過去最高の出荷総数を記録する見込み。知多新工場での生産性効率向上、SDGs貢献の実現するほか、農研機構との共同研究で開発した「やわら麦」をはじめ価値訴求型商品の開発、提案で差別化を進める。
食品事業では、家庭用のマーケティング戦略を業務用にも展開して提案力を高めた。家庭用のマスターブランド戦略も他カテゴリーに拡大させ、消費者に選ばれるブランドを構築する。
バレーユニフォーム 海外事業は、2030年度目標は売上高600億円、海外売上高構成比12%に引き上げる。アジア地域ではベトナムに2024年7月に現地法人を設立、2027年にプレミックス工場を稼働させるほか、輸出では、アジア諸国を中心にコンビニや食品素材、冷凍食品の新技術開発を加速化させるとともに、ソフト面でもグローバル人材育成に注力。マレーシアやタイでの現地研修、日本での海外スタッフ集合研修等事業拡大を支える人材プールを継続的に拡大していく。
同社はバレーボール国内最高峰リーグ・SVリーグに2026-2027シーズンから初参戦する「フラーゴラット鹿児島」とプリンシパル・パートナー契約を締結。10月開幕から使用される「NIPPN」「オーマイプレミアム」のロゴをあしらったユニホーム(写真)も披露された。
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