あの首位ブランドに逆襲!? 日本ハムのウインナー「豊潤」認知度完敗もおいしさ高評価 「手に取るきっかけを」
ウインナーを焼く腕前を披露するジューシー豊
ウインナー界の王者に、挑戦状を叩きつけた。

あのシェア首位のライバルブランドに、同じく“漢字二文字界隈”から逆襲の名乗りを上げたのは日本ハムのあらびきウインナー「豊潤」。
果たして勝負の行方は――。

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「市場構成比の高い200~300円の中価格帯での成長は、私たちにとって重要な経営課題。まだ遠く及ばない存在ではあるが、あえてライバルと呼ばせていただくブランドがお客様から認知・支持されている理由を真摯に受け止めたうえで、『豊潤』を選んでいただけるようになりたい」。

9月3日の発表会で、日本ハムの関孝雄執行役員がねらいを説明した。

「豊潤」は17年2月に発売。同社のロングセラー「シャウエッセン」よりも低価格のゾーンをターゲットに、ジューシー感を打ち出したブランドとして投入した。

あらびきウインナー市場では近年、この価格帯での競争が過熱。同社の調べでは、首位の競合ブランドと比較して「どちらが美味しそうか」との質問に豊潤を選んだ人は17.5%。36.6%の競合にダブルスコアで水を開けられた。認知度でも約7割のライバルに対し、豊潤は約3割と完敗だ。

ただ実際に豊潤を試食してもらうと、約9割が「美味しい」と回答したという。

謎の覆面レスラー「ジューシー豊」登場

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ウインナーを焼く腕前を披露するジューシー豊「商品への評価が低いのではなく、食べていただく前の段階で選ばれる機会を失っていた。
まず手に取ってもらうためのきっかけを作り、体験の入り口を増やすことが課題だとの結論にたどり着いた」(営業企画室長・山岸昌隆氏)。

そこで、ブランドの役割を見直した。商品の改善とともに、その挑戦の過程を伝えることで「みんなの声援でもっと美味しくなっていくウインナー」として親しまれる存在へと前進。対話を通じて生活者と共に育つブランドへと脱皮を図り、中価格帯ウインナー市場でトップを目指す考えだ。

この日は、PRアンバサダーに就任したタレントの井戸田潤さん=1枚目写真㊧=が“ウインナー師匠”としてトレーナーを務める謎の覆面レスラー「ジューシー豊」とともに登場した。

「漢字二文字界隈 ジューシー豊 青コーナーからの逆襲~ウインナー師匠と歩む勝利への道~」と銘打った新プロモーションを、来年3月にかけて展開。ジューシー豊が豊潤カラーである青を背負い、市場の王者に逆襲を挑む。名前に「豊」または「潤」の文字が入っている人に、抽選で豊潤6パックが当たるキャンペーンも実施中。

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