ポッカサッポロ「じっくりコトコト」ブランド誕生30周年 食事や生活のクオリティを上げる存在へ「じっくり製法」を訴求
左からポッカサッポロフード&ビバレッジの佐々木恭子氏、浦部一華氏
 ポッカサッポロフード&ビバレッジは、「じっくりコトコト」ブランドが今年で誕生30周年を迎えたことを機に、手間暇をかけた味わいを訴求し飲用を促していく。

 8月18日、発表会に登壇した佐々木恭子マーケティング本部ブランドマネジメント部リーダーは「物価高騰や多忙な生活の中でも、上質なもので家での食事を楽しみたいという方に商品をお届けしていく。
ブランドがこだわってきた調理思想である『じっくり製法』を改めてお客様にお伝えし、食事や生活のクオリティを上げる存在になりたい」と力を込める。

 「じっくりコトコト」は、1996年のブランド誕生時から手作り感を追求。
 「じっくり歴史と向き合う」「じっくりシェフの技を学ぶ」「じっくりおいしさを引き出す」の3つの工程に時間をかけていることを、「じっくり製法」と表現した。

 さらに、食べる際にお湯を注いで10秒かきまぜたのち、1分間、待つことで、適温になるとともにスープと具材の味わいが整い、よりおいしさが引き立つという。

 研究開発本部商品開発研究所の浦部一華氏は「箱シリーズでは、手間を惜しまずコトコト丁寧に煮込んだ特製チキンブイヨンを使用している。他の素材の味わいを邪魔しない特製チキンブイヨンによって、スープ全体のコクや風味が底上げされている」と胸を張る。

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左からポッカサッポロフード&ビバレッジの佐々木恭子氏、浦部一華氏 11月からは、メインの箱シリーズでTVCM・WEBCMを放映予定。「このとろみは、じっくりだけ。」をキャッチコピーに、「じっくり製法」を伝えていく。

 佐々木氏は「スープのとろみによって、特別な気分やご褒美感が感じられるという声をお客様からいただいていたため、とろみを全面に押し出している」と説明する。

 今春に引き続き、こだわっているものを選びたいと考えているこだわり層をメインターゲットに訴求する。

 「今年3月に箱シリーズのリニューアルを行い、価格にシビアなお客様は二の足を踏んでいる面もあるが、着実にリピートしていただけている手応えがある。実際に飲んでいただくと、明らかに他とは違うと感じていただけている」と自信をのぞかせる。


 商品面では、多様なニーズに合わせて新商品を発売。

 箱シリーズは、フレーバー展開の好評を受けラインアップを強化する。

 「じっくりコトコト 濃彩(のうさい)ブロッコリーと3種のチーズ」「同 蜜甘(みつあま)さつまいもポタージュ」を8月24日に新発売した。

 ブロッコリーやさつまいもは人気の高い素材であることに加え、素材の味わいを活かすというブランドならではの味づくりができることから開発した。

 浦部氏は「『濃彩ブロッコリーと3種のチーズ』は、アメリカのブロッコリーチェダースープのレシピを参考にセロリシードパウダーやナツメグパウダーを配合し、本格的な味に仕立てた。   
 『蜜甘さつまいもポタージュ』は、さつまいも100%のパウダーを使用し、繊維感が感じられる舌触りにもこだわった」と解説する。

 「じっくりコトコト BISTRO仕立て」シリーズからは、新商品「チキンクリームスープ」を9月7日に発売しラインアップを拡充する。

 同商品は、サクサク食感のパイと鶏肉の旨味やハーブが溶け込んだスープを楽しめるカップ入りチキンクリームスープ。

 付加価値型のカップ入りスープの中でも、自分で作るのは難しい本格的な1品を手軽に食べたいというニーズに対応する。

 「じっくりコトコト 至福」シリーズは8月31日に新発売した。自分好みの濃さや量でスープを楽しみたいというニーズに応える。

 好みの量をお湯に溶かすだけで作れるインスタントスープで、「至福のコーンポタージュ」「至福のクラムポタージュ」の2種を取り揃える。
具無しタイプのため、パスタソースなどにアレンジもしやすいという。

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